※本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれています。
東横インの壁が薄いという声はネット上に数多くありますが、東横イン自身が客室の壁厚や遮音性能を数値で公表しているわけではなく、薄いという評価はあくまで宿泊者の体感にもとづくものです。
この記事では、どんな音がどこから聞こえるのか、店舗や部屋の位置で何が変わるのかを口コミと公的な基準の両面から整理したうえで、耳栓やフロントへのリクエストで実際にどこまで防げるのかまでをまとめます。
①:東横インは遮音性能を公表していない
②:聞こえる音は会話・水回り・廊下が中心
③:角部屋・高層階の希望は事前問い合わせで
④:耳栓とフロント連絡が現実的な対処法
東横インの壁は薄いのか|防音の実態を口コミで確認
- 口コミから見る東横インの防音の実態
- 東横インで聞こえる音の種類と特徴
- 店舗・部屋の場所による防音の差
まずは、東横インの壁が薄いと言われる根拠がどこにあるのかを、実際の口コミと建物側の事情の両方から確かめていきます。
口コミから見る東横インの防音の実態
東横インの防音については、壁が薄いという指摘が口コミで繰り返し語られています。
ただし東横インは客室間の壁の仕様や遮音等級を公表しておらず、薄いかどうかを数値で確かめる手段は宿泊者側にありません。
実際の投稿には「結構な数の東横インを使ってきたが、壁が薄いのではと感じるほど隣室の音がうるさく聞こえる」という、リピーターからの声が見られます。
「となりの部屋の話し声やいびき・咳払いだけでなく、周りの部屋のドアを閉める音・廊下での話し声・上の階の水を流す音なども聞こえます」という証言もあり、伝わってくる音の種類が幅広いことがうかがえます。
防音が問題になる主なシチュエーション
口コミを読み比べると、防音の不満が出やすい場面はある程度パターンが決まっています。
①隣室にグループ客やカップルが宿泊している
②繁忙期で満室に近い状態
③築年数の古い建物の店舗
④廊下側やエレベーターに近い部屋
深夜帯は館内全体の暗騒音が下がるため、昼間なら気にならない程度の音でも急に耳につきやすくなります。
「深夜になり休もうとしたところで、おそらく隣のカップルの声が響き始め、2時過ぎまで続いた」という口コミは、この時間帯特有の問題をよく表しています。
防音が比較的良いと感じられるケース
一方で「新しいほうの東横インに宿泊したが、割と静かだった」「エレベーター脇の部屋で音は全く聞こえなかった」という好意的な声も確かに存在します。
同じチェーンで評価が正反対に割れること自体が、防音の体感が店舗や部屋ごとにばらついている証拠だと言えます。
下記の表は、口コミで語られる条件ごとに音の伝わりやすさを整理したものです。
| 宿泊時の条件 | 音の伝わりやすさ | 口コミで語られる傾向 |
|---|---|---|
| 新しい建物・改装後 | 比較的伝わりにくい | 静かだったという報告が増える |
| 古い建物・改装前 | 伝わりやすい | 隣室の会話が判別できる例もある |
| 角部屋・端の部屋 | 隣室が片側だけで有利 | 当たりだったという声が多い |
| 廊下に面した部屋 | 扉から音が入りやすい | 通行人の話し声が気になる |
| エレベーター付近 | 作動音と開閉音を拾う | 気にならない人もいて評価が割れる |
興味深いのは、東横インだけが極端に劣ると評価されているわけではない点です。
「東横インの1.5〜2倍の値段のホテルでも東横以下の防音の所もある」という比較の声もあり、価格帯を考えれば標準的、という受け止めが口コミ全体の中心にあると考えてよさそうです。
東横インで聞こえる音の種類と特徴
聞こえてくる音は、隣室から届くものだけではありません。
口コミで最も多く挙がるのは、隣室の話し声・シャワーなど水回りの音・いびき・テレビの音の4種類です。
壁越しに届く音と、扉や天井から入ってくる音では、有効な対策がまったく変わります。
音の出どころが分かっていると、部屋を選ぶときにどこを避ければよいかの判断がしやすくなりますよ。
隣室から聞こえてくる音
隣室から伝わる音として口コミに挙がるのは、次のようなものです。
①話し声や会話
②シャワーや洗面の水音
③テレビの音
④いびき
⑤ドアの開閉音
「普通の音量で見ているであろうテレビの音や水回りの音は普通に聞こえます」という指摘のとおり、特別に騒いでいるわけではない生活音でも伝わることがあります。
参考までに、日本建築学会の遮音性能基準ではホテルの客室間の界壁について、特級がD-55、1級がD-50、2級がD-45、3級がD-40という等級で示されています。
一般にD-40はテレビや通常の会話が小さく聞こえる水準、D-50は会話がほとんど聞こえない水準とされており、体感の差はこのわずかな等級の違いから生まれます。
廊下・共用部分から聞こえてくる音
壁だけでなく、客室の扉まわりから入ってくる音も見落とせません。
扉は壁に比べて遮音の弱点になりやすく、廊下での会話がそのまま室内に届くことがあります。
実際に「廊下に声が漏れます」「フロアに声が漏れていることが多い」という趣旨の体験談も投稿されています。
建物全体から聞こえる音
上階の足音や排水音、エレベーターの作動音など、建物の躯体を伝わってくる音もあります。
「とにかく隣の音は聞こえるし、エレベーターの音も聞こえる」という声は、壁だけの問題ではないことを示しています。
この種類の音は耳栓では消しきれないため、部屋の位置を選ぶほうが効果的です。
特に配管を伝わる排水音は、隣室ではなく上下の階から届いていることが多く、壁を疑っても解決しません。
宿泊前に口コミを読むときも、隣室の音なのか共用部の音なのかを見分けておくと、店舗選びの判断材料になりますよ。
どの音が我慢できないかは人によってかなり違うので、自分が何に弱いかを把握しておくと対策を絞りやすくなります。
店舗・部屋の場所による防音の差
東横インの防音は、どの店舗のどの部屋に泊まるかで体感が大きく変わります。
公式サイトが公表する数値では東横INNは361店舗・79,221室を展開しており、建物の竣工時期も設計も一様ではありません。
ここでは、店舗の差と部屋の差がそれぞれどのくらい効いてくるのかを整理します。
新しい建物と古い建物の差
新しい建物ほど静かだという口コミは、確かに多く見られます。
ただし「改装してホテルとして生まれ変わったところは比較的に隣の音がよく聞こえた」という逆の指摘もあり、新しければ安心とも言い切れません。
ここで押さえておきたいのが、壁が薄いことと遮音が弱いことは必ずしも同じではないという点です。
軽量鉄骨の下地に石膏ボードとグラスウールを組んだ乾式壁は、同じ遮音性能をコンクリートで出そうとすると厚さ200mmが必要になる水準を、はるかに薄い壁厚で実現できるとされています。
つまり体感の差を決めているのは壁の物理的な厚みそのものより、下地やボードの枚数、配管まわりの隙間処理といった仕様の差だと考えられます。
部屋の位置による違い
同じ建物の中でも、部屋の位置によって届く音は変わります。
①角部屋は隣室が片側だけになる
②高層階は道路や人通りの音が減る
③エレベーターから離れると開閉音を拾いにくい
④廊下の突き当たり付近は通行が少ない
東横インの公式サイトのよくあるご質問でも、隣同士の部屋・角部屋・高層階などの希望は事前に問い合わせれば可能な範囲で対応するものの、約束はできないと案内されています。
確約されない以上、リクエストは通れば得くらいの気持ちで出しておくのがちょうどよいかなと思います。
東横インの壁が薄いと感じた時の対策と対処法
- 耳栓とホワイトノイズを使う騒音対策
- チェックイン時にできる部屋選びの工夫
- 騒音が気になった場合のフロントへの対処法
- 防音で選ぶホテルと東横インの位置づけ
- 東横インの防音改善の動きと現状
- 壁が薄いホテルで快眠するための手順
ここからは、実際に音が気になったときに何ができるのかを、宿泊前の準備・チェックイン時・宿泊中の3つの場面に分けて見ていきます。
対策には自分の道具でしのぐものとホテル側に頼むものの2系統があり、この2つを組み合わせたときに最も効果が出ます。
耳栓とホワイトノイズを使う騒音対策
最も手軽で、しかも効果が読めるのが耳栓です。
耳栓の遮音性能はNRRという数値で表され、市販品の上限はおおむね33dBとされています。
隣室の会話やテレビのように高めの周波数を含む音は、耳栓との相性がよい音の代表格です。
100円ショップで買える発泡素材の耳栓でも、隣室の会話くらいなら十分に輪郭がぼやけますよ。
耳栓の種類と選び方
耳栓は素材と形状によって使い勝手が変わります。
下記の表は、代表的な4タイプの特徴を整理したものです。
| 耳栓の種類 | 特徴とメリット | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 発泡ウレタン製 | 安価で遮音値が高い | 出張のたびに使い捨てたい人 |
| シリコン製 | 装着感がやわらかい | 圧迫感が苦手で長時間つける人 |
| フランジ型 | 着脱が簡単で洗って再利用できる | 連泊や繰り返し使いたい人 |
| イヤーマフ型 | 遮音性能は最も高い | 横向きに寝ない人や仮眠用 |
発泡ウレタン製は価格のわりに遮音値が高く、出張の常備品として最も扱いやすい選択肢です。
モルデックスや3Mのようにドラッグストアや通販で入手できる定番ブランドなら、NRR33dBクラスの製品も普通に手に入ります。
装着は細くつぶして奥まで入れ、膨らみ切るまで指で押さえるのが基本で、ここを雑にすると表示どおりの性能は出ません。
サイズが合っていない耳栓は時間とともに少しずつ押し戻されて隙間ができるため、朝方になって音が気になり出します。
連泊するなら、洗って繰り返し使えるフランジ型を1組しのばせておくと荷物が増えずに済みます。
ホワイトノイズ・環境音アプリの活用
耳栓で消しきれない低い音には、環境音を重ねるマスキングが効きます。
白色雑音や雨音、波の音を小さめの音量で流しておくと、突発的な物音の目立ち方が和らぎます。
Calmのような睡眠系アプリのほか、スマートフォンに標準搭載されている背景音の機能でも代用できます。
音量は、隣室の音がぎりぎり気にならなくなる程度まで下げるのがコツです。
大きくしすぎると今度は自分の部屋の音が隣へ漏れてしまい、立場が逆転してしまいます。
耳栓とアプリは正反対の対策に見えますが、耳栓で高い音を削り、環境音で残った低い音をぼかすという役割分担で併用できます。
睡眠の質を下げないための就寝ルーティン
道具をそろえても、使う順番を決めていないと夜中に慌てることになります。
①エアコンを弱運転にして一定の背景音を作る
②自分が出す音も控えめにする
③耳栓を枕元に置いてから寝る
④眠れなかったときの連絡先を確認しておく
寝る前にフロントの内線番号だけ確認しておけば、いざというとき暗い部屋で慌てずに済みます。
翌日に大事な予定がある日ほど、この4つを寝る前に済ませておくと安心感がまるで違います。
チェックイン時にできる部屋選びの工夫
追加費用をかけずにできる対策として、チェックイン時のリクエストがあります。
フロントでなるべく静かな部屋を希望と伝えるだけでも、空室に余裕があれば配慮してもらえることがあります。
東横インは部屋タイプの指定はできても、どの部屋番号になるかまでは予約の段階で選べません。
だからこそ、当日フロントで一言添えるかどうかが最後の分かれ目になります。
ただし満室に近い日はそもそも選べる部屋が残っていないため、期待しすぎないことも大切です。
効果的なリクエストの仕方
静かな部屋という言い方だけでは、フロント側も何を優先すればよいのか判断しづらくなります。
①角部屋の空きはあるか
②廊下の突き当たりに近い部屋にできるか
③エレベーターから離れた部屋がよい
④上の階に空きはあるか
このように条件を具体的に伝えると、担当者が配室図と突き合わせやすくなり、希望が通る確率も上がります。
伝える順番も大切で、条件を並べる前に静かに眠りたい理由を一言添えておくと、受け止められ方が変わります。
翌日に早い予定があるので、といった背景が分かれば、担当者も優先度を判断しやすくなるはずです。
なお、混み合う時間帯にカウンターで長く相談するのは避け、要点を短く伝えるほうが結果的に近道です。
逆に隣に人がいない部屋といった要望は、その日の稼働状況しだいで実現不可能なので、伝えてもあまり意味がありません。
チェックイン前の電話での相談
確実性をもう一段上げたいなら、当日のチェックイン前に店舗へ直接電話しておく方法があります。
公式のよくあるご質問でも角部屋や高層階などの希望は事前の問い合わせで可能な範囲の対応と案内されており、タイミングとしては到着後より前に伝えるほうが理にかなっています。
電話をかける時間帯は、チェックイン開始直後の混雑を避けた昼過ぎあたりが狙い目です。
その日の予約状況が固まりつつあり、なおかつ配室の作業が始まる前という条件がそろうからです。
予約サイト経由で取った場合は備考欄に書いて終わりにせず、店舗へ一本入れておくと伝達漏れを防げます。
それでも最終的な配室は当日の稼働状況で決まるため、確約ではなく優先的に検討してもらうお願い、という位置づけで考えておくとよいです。
騒音が気になった場合のフロントへの対処法
実際に眠れないほどの音が続いた場合は、我慢せずフロントへ連絡するのが最短の解決策です。
宿泊者から申し出がなければホテル側は騒音の発生に気づけないため、連絡しない限り状況は変わりません。
壁の仕様そのものは変えられませんが、音の発生源に働きかけられるのはホテル側だけです。
連絡をためらっているあいだにも、眠れる時間だけが減っていきます。
早い段階で伝えるほど、注意喚起も部屋の手配も選択肢が残っています。
フロントへの連絡手順
連絡は客室の電話から内線でつなぐのが基本です。
①フロントへ内線する
②どちら側から、どんな音が、いつから続いているかを伝える
③部屋の変更が可能かを併せて聞く
④対応の結果を待つ
うるさいとだけ伝えるよりも、音の種類と方向を具体的に言うほうが、スタッフが訪室先を特定しやすくなります。
伝えるときは相手を責める言い方にせず、起きている事実だけを短く並べるほうが話が進みます。
ホテル側は隣室へ直接注意することもあれば、館内放送や訪室という形で対応することもあります。
注意のあとも改善しない場合は、時間を置いてもう一度連絡してかまいません。
深夜でフロントが電話に出にくい時間帯なら、直接カウンターまで降りて相談するのも有効です。
部屋変更の可能性を探る
注意喚起で収まらないときは、部屋の変更を相談することになります。
空室があれば移してもらえたという体験談は複数見られますが、満室であれば物理的に動かせないため、繁忙期ほど成功率は下がります。
これは音以外の理由でも同じで、たとえば喫煙ルームの匂いで部屋を替えたい場合も、成否は当日の空室状況に左右されます。
部屋を移るときは荷物をまとめ直す手間がかかるので、就寝直後なのか明け方なのかで判断は変わります。
明け方に近い時間の移動はかえって眠りが遠のくこともあり、耳栓で朝までしのぐ選択も現実的です。
同じ店舗をこれからも使うつもりなら、チェックアウト時にその夜の状況を伝えておくと、次回の配室で配慮されることもあります。
口コミサイトへの投稿は最後の手段で、まずは滞在中にその場で伝えるほうが自分の睡眠を守れます。
返金や補償の扱いは店舗ごとの判断になるため、受けられる前提で交渉に臨まないほうが無難です。
防音で選ぶホテルと東横インの位置づけ
防音を最優先にするなら、そもそも東横インを選ぶべきなのかという疑問も出てきますよね。
ここでは価格帯とグレードの観点から、東横インがどのあたりに位置しているのかを確認します。
防音性能で選ぶビジネスホテルのランク感
ビジネスホテルの遮音性は、建物の竣工時期・客室の広さ・壁と扉の仕様という3点でおおむね決まります。
客室単価が上がるほど壁の仕様に予算を割けるため、上位グレードほど静かになりやすいのは事実です。
同じチェーンでも、駅前の狭い敷地に建てた店舗と郊外型では客室の並び方が異なり、隣室と接する面積も変わります。
ただし遮音等級を公表しているビジネスホテルチェーンはほとんどなく、価格帯からおおよその性能を推し量るしかないのが実情です。
ルートイン・ドーミーインとの防音比較
同価格帯の比較対象としてよく名前が挙がるのが、ルートインとドーミーインです。
口コミ上はドーミーインの評価が高めに語られることが多いものの、いずれのチェーンも遮音性能を数値で公開していないため、優劣の判断は体感の集計にとどまります。
料金や朝食、大浴場まで含めた違いはルートインとの料金や朝食の比較で整理しています。
ドーミーインは大浴場を備える分だけ客室単価が上がりやすく、その差が仕様に回っている可能性はあります。
静けさだけで選ぶより、滞在全体の満足度で選んだほうが後悔は少ないかなと思います。
東横インの防音が許容範囲かの判断基準
許容できるかどうかは、結局のところ音への感受性で決まります。
耳栓があれば眠れるタイプなら、この価格帯で駅前立地と無料朝食が付く点は十分に釣り合います。
判断に迷うなら、一度耳栓を持参して泊まってみて、それで眠れるかどうかを基準にするのが早いです。
反対に、わずかな生活音でも目が覚めてしまう人は、上位グレードのホテルに数千円上乗せするほうが結果的に安上がりです。
東横インの防音改善の動きと現状
東横インは新規開業とリニューアルを継続的に進めています。
防音がその中でどう扱われているのかを、公表されている範囲で確認しておきます。
新しい店舗ほど設備が更新されているのは確かですが、防音がどこまで意図して強化されているかは別の話です。
宿泊者の声と口コミに寄せられる改善要望
公式サイトや予約サイトには、防音への不満が継続的に寄せられています。
ただし、寄せられた声が具体的にどの仕様変更へ反映されたのかを示す公式の説明は確認できません。
評判全体をどう受け止めるべきかについては、やばいと言われる評判の全体像で扱っています。
リノベーション店舗で公表されている内容
全面リニューアルを行った店舗では、客室の仕様が新しいコンセプトに合わせて更新されています。
羽田空港2の全面リニューアルで案内されたのは、三角形のデスクスペースへの変更や什器の色の統一など、内装面の刷新が中心でした。
一方で、防音材や遮音仕様の改善は公式のリニューアル案内には明記されていません。
改装済みなら静か、と言い切れる根拠は今のところ公開されていない、というのが正確なところです。
フロントへの部屋変更依頼が有効な理由
設備側の改善を待つより、宿泊のたびに配室で調整するほうが現実的です。
同じ建物でも角部屋と中間の部屋では接する隣室の数が変わるため、部屋を動かすだけで条件そのものが変わります。
前述の通り変更の可否は空室状況しだいですが、聞いてみること自体に費用はかかりません。
同じ料金のまま滞在条件を良くできる手段としては、これが一番手堅い方法です。
壁が薄いホテルで快眠するための手順
ここまでの内容を、実際の行動順に並べ直しておきます。
東横インに限らず、価格を抑えたホテルに泊まる日はこの流れで準備しておくと大きく外しません。
準備・到着時・就寝前の3段階に分けておけば、どこかを飛ばしても後の段階で取り返しがつきます。
事前準備:持参すべき防音グッズのリスト
荷物に入れておきたいものは、3つだけです。
①耳栓(フォームタイプ・NRR30dB前後)
②環境音アプリ
③アイマスク
このうち最も効果が読めるのは耳栓で、遮音値の高いモデルほど隣室の会話は輪郭を失います。
アイマスクは直接の防音ではありませんが、音で浅くなった眠りを光でさらに削られないための保険になります。
耳栓は消耗品なので、出張用のポーチに数組まとめて入れておくと出発前に切らしません。
チェックイン時の最適な部屋選択のポイント
カウンターでは、避けたいものを名指しで伝えるのがコツです。
廊下やエレベーター、自動販売機から離れた部屋にできますかと言えば、配室の担当者も判断しやすくなります。
最上階は上階の足音がないぶん有利ですが、屋上の設備音を拾う建物もあるため万能ではありません。
就寝前の環境づくりで防音効果を高める方法
部屋に入ってからできることも、いくつかあります。
テレビや空調を小音量でつけっぱなしにして一定の背景音を作ると、突発的な物音が耳に刺さりにくくなります。
枕の位置を隣室側の壁からわずかでも離しておくと、頭に届く音圧は確実に小さくなります。
カーテンを厚手のものでしっかり閉め切れば、窓から入る外部の騒音も多少は抑えられますよ。
窓を閉め切ると空気がこもるので、就寝前に一度だけ換気しておくと寝つきも良くなります。
ここまでやっても消えない音は自分の手に負える範囲を超えているので、迷わずフロントに頼るのが正解です。
東横インの壁は薄いのかの総まとめ
- 東横インは客室の遮音性能を数値で公表していない
- 壁が薄いという評価は宿泊者の体感にもとづく口コミである
- 聞こえる音は会話・水回り・いびき・テレビが中心
- 扉は壁より弱点になりやすく廊下の声も入りやすい
- 上階の足音やエレベーター音など躯体を伝わる音もある
- 体感は店舗の新旧と部屋の位置で大きく変わる
- 日本建築学会の基準ではホテル客室間はD-40〜D-55で等級化
- D-40は会話が小さく聞こえD-50はほぼ聞こえない水準とされる
- 乾式壁は薄くても仕様しだいで高い遮音性能を出せる
- 公式では角部屋・高層階の希望は事前問い合わせで可能な範囲の対応
- リクエストは確約ではなく優先検討のお願いと考える
- 最も費用対効果が高い対策は耳栓の持参である
- 市販の耳栓の遮音値はNRR33dBあたりが上限とされる
- 眠れないほどの音が続くならフロントへ内線で早めに伝える
- リニューアル案内に防音仕様の改善は明記されていない

