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アマンレジデンス東京の間取りを調べようとして、情報がばらばらで戸惑った方は多いはずです。
先にお伝えしておくと、住戸ごとの間取り図は一般に公開されていません。ネット上で語られている広さや価格の多くは、報道や不動産サイトの伝聞にもとづくものです。
この記事では、公式に確認できる事実と、報じられているだけの情報をはっきり分けて整理します。何が確かで何が推測なのかが分かれば、情報の受け取り方も変わってきます。
まずは建物の基本情報から見ていきましょう。
調べる目的が購入の検討なのか、単純な興味なのかによって、必要な情報も変わってきます。
①:間取り図は公開されていない
②:確認できる建物の基本情報
③:報じられている価格の扱い方
④:所有者情報が出ない理由
アマンレジデンス東京の間取りの特徴とは
- 公開されている情報の範囲
- 確認できる建物の基本情報
- 前澤友作の自邸公開でわかること
- 最上階について語られる内容
- 高さがもたらす眺望の条件
まずは、どこまでが確かな情報なのかという線引きから始めます。
公開されている情報の範囲
最初にはっきりさせておきます。
アマンレジデンス東京は、住戸ごとの間取り図を一般公開していません。
公式サイトを見ても、平面図や住戸タイプの一覧は掲載されていません。
これは情報を隠しているというより、この種の物件では標準的な運用です。
購入を検討する層に対して個別に案内する形が取られています。
不特定多数へ向けた販売とは、そもそも売り方が違うということですね。
では、なぜネット上には間取りの話があふれているのか。
不動産仲介サイトに掲載された個別の物件情報や、報道で伝えられた内容が出どころになっています。
仲介サイトには、実際に取り扱いのある住戸の面積が載ることがあります。
ただし、それは全住戸のうちのごく一部です。
その1件をもって「アマンレジデンス東京の間取りはこうだ」と語るのは、正確ではありません。
この記事では、確認できたものと確認できなかったものを分けて書いていきます。
「〜とされています」と書いてある箇所は、公式には確認できていない情報だと考えてください。
逆に断定している箇所は、出どころをたどれた情報です。
この読み分けができれば、他のサイトを見るときも判断しやすくなりますよ。
もうひとつ知っておきたいのが、情報が出てくる経路の違いです。
販売する側が公式に発表する情報と、取引に関わった関係者から漏れ伝わる情報では、性質がまったく違います。
前者は責任を持って出されたものですが、後者は途中で内容が変わる可能性があります。
この物件について語られていることの大半は、後者にあたると考えてください。
確認できる建物の基本情報
ここからは、裏づけの取れた事実です。
アマンレジデンス東京は、麻布台ヒルズの森JPタワー最上部にあります。
公式サイトに明記されている内容です。
確認できた項目を並べておきます。
- 所在/麻布台ヒルズ 森JPタワーの最上部(54〜64階とされる)
- 戸数/91戸
- 竣工/2023年。麻布台ヒルズは11月24日に開業
- 建物の高さ/森JPタワーは約330mで日本一の超高層ビル
- 専有面積の実例/308.49㎡の3LDK
注意していただきたいのは、戸数と階層の扱いです。
91戸という数字や具体的な階層は、公式サイトには記載がありません。
不動産系の情報サイトで共通して見られる数字なので、この記事でも紹介しています。
建物の高さについては確かです。
森JPタワーは約330mで、日本で最も高いビルとして報じられています。
その最上部に住宅があるという構成は、たしかに前例のないものでしょう。
専有面積の308.49㎡は、仲介サイトに掲載された1住戸の実例です。
全住戸がこの広さというわけではありません。
あくまで「こういう規模の住戸が存在する」という参考値として見てください。
建物全体の位置づけも押さえておきましょう。
麻布台ヒルズは、住宅とオフィス、商業施設、文化施設が一体になった大規模な複合開発です。
その中の住宅部分の最上部にあたるのがアマンレジデンス東京になります。
同じ敷地内には、アマンの姉妹ブランドであるジャヌ東京というホテルも入っています。
こちらは別の施設なので、混同しないよう気をつけてください。
前澤友作の自邸公開でわかること
よく話題になる件について整理します。
前澤友作さんが、麻布台ヒルズのアマンレジデンス東京にある自邸をYouTubeで公開しています。
本人が自ら発信した情報なので、居住していること自体は確かです。
ただし、ここから先は分けて考える必要があります。
公開されているのは、室内の様子を映した動画です。
間取り図が示されたわけではありません。
「最上階を購入した」という情報についてもそうです。
どの階のどの住戸なのかは、公式にも本人からも明らかにされていません。
ネット上では最上階と結びつけて語られることが多いのですが、裏づけは見当たりませんでした。
金額についても同じです。
300億円という数字が一人歩きしていますが、これは後で説明する報道ベースの数字と混ざったものと考えられます。
実際の購入価格が公表された事実はありません。
整理するとこうなります。
確かなのは「アマンレジデンス東京に住んでいて、室内を公開した」というところまで。
それ以外は、確認が取れていない情報ですよ。
なぜこの件が繰り返し話題になるのかも考えてみましょう。
所有者の情報がほとんど出てこない物件で、数少ない実名の手がかりだからです。
本人が公開した以上、そこまでは語ってよい情報になります。
ただ、そこから先を推測で埋めた話が広がってしまっている状態です。
最上階について語られる内容
最も注目される部分を見ていきます。
最上階の住戸は約1,500㎡、2億ドル規模と報じられています。
円に換算すると約300億円になります。
この数字の扱いには注意が必要です。
報道として流通している金額であって、実際に成約した価格として確認されたものではありません。
分譲時の想定価格なのか、取引が成立した金額なのかも判然としません。
それでも、規模感としては参考になります。
1,500㎡といえば、一般的な分譲マンションの十数戸分に相当する広さです。
フロアの相当部分を1住戸が占める構成だと考えられます。
間取りの中身については、確認できませんでした。
メゾネット仕様、つまり住戸内に階段があって2層になっているという説明をよく見かけます。
ただ、これも公式の裏づけは取れていません。
プライベートプールやテラスがあるといった記述も同様です。
不動産系サイトで語られてはいますが、公式資料で確認できるものではありません。
興味深い話ではありますが、事実として受け取るのは早いでしょう。
間取りの情報がどうしても必要な場合の考え方も書いておきます。
購入を検討する段階であれば、仲介会社を通じて資料を提示してもらえる可能性があります。
ネットで探すのではなく、正規の経路で問い合わせるのが唯一の方法です。
逆に言えば、その段階にない方が正確な間取り図にたどり着くことは難しいでしょう。
高さがもたらす眺望の条件
ここは物理的に説明できる部分です。
地上約330mの最上部という位置は、東京では他にありません。
この一点だけで、眺望の条件は決まります。
周囲に視界を遮る建物が存在しないためです。
東京タワーを見下ろす角度になり、条件のいい日には富士山も視界に入ります。
これは立地から導ける話なので、推測ではありません。
方角による違いも考えられます。
東側なら東京湾方面、西側なら富士山方面と、向きによって見えるものが変わります。
どちらが優れているかは好みの問題でしょう。
時間帯による表情の変化もあります。
日中の都市の広がりと、夜の光の海ではまったく違う景色になります。
この高さで両方を日常的に眺められる住まいは、確かに希少です。
ただし眺望は、住戸の位置によって当然変わります。
どの住戸がどの方角を向いているかという情報は公開されていません。
そこも「公開されていない領域」のひとつだと考えてくださいね。
眺望を重視する場合の注意点もあります。
高層階では、天候によって視界が大きく変わります。
雲が低い日には、窓の外が真っ白になることも珍しくありません。
晴れた日の絶景だけを想像していると、実際の住み心地との差を感じる可能性があります。
アマンレジデンス東京の間取りの価格と需要
- 報じられている価格の読み方
- 所有者情報が公開されない理由
- 購入層について言えること
- 販売状況は公表されているか
- 中古市場での流通はあるのか
- 資産価値をどう考えるか
ここからは価格と市場の話を、確認できた範囲で整理していきます。
報じられている価格の読み方
金額の情報を整理します。
最高300億円という数字は、報道として流通しているものです。
公式に発表された価格表は存在しません。
この種の物件では、価格を一般公開しないのが通例です。
購入を検討する相手に個別に提示する形が取られます。
そのため、外部から確認できる金額は限られます。
では、なぜ具体的な数字が出回るのか。
不動産関係者や報道機関を通じて伝わった情報が、繰り返し引用されているためです。
元をたどると、同じ情報源に行き着くことが多くあります。
数字が具体的だからといって、正確とは限りません。
この記事では300億円という数字を紹介していますが、断定はしていません。
「そう報じられている」という段階の情報だと考えてください。
もう少し現実的な参考値もあります。
仲介サイトに掲載された300㎡台の住戸であれば、取り扱い価格を確認できる場合があります。
実際の相場感を知りたいなら、そちらを見るほうが確かですよ。
価格の幅についても触れておきます。
91戸すべてが同じ価格帯ということはありません。
面積も階層も方角も違うため、住戸ごとに大きな開きがあると考えられます。
最高額として報じられる数字だけを見て、全体を判断しないほうがいいでしょう。
報道は最も目を引く数字を取り上げる傾向があります。
実際に取引される多くの住戸は、そこまでの水準ではない可能性が高くなります。
所有者情報が公開されない理由
誰が住んでいるのかという疑問についてです。
所有者の一覧が公開されることはありません。
これは仕組みの問題です。
理由は3つ考えられます。
ひとつ目が、プライバシーの保護です。
こうした物件では、住まいの秘匿性そのものが価値の一部になっています。
ふたつ目が、資産管理の形態です。
法人名義や資産管理会社を通じて取得されるケースがあり、個人名が表に出にくい構造になっています。
登記を調べても、実際の居住者にたどり着けるとは限りません。
3つ目が、そもそも公表する義務がないことです。
販売する側にも購入する側にも、公開する理由がありません。
だから「誰が買ったか」という情報は、基本的に出てこないのです。
ネット上で名前が挙がることはあります。
ただ、そのほとんどは推測か、本人が自ら発信したケースのどちらかです。
前者を事実として受け取らないよう気をつけてくださいね。
この点は、他の高額物件でも共通しています。
有名人の名前が挙がると記事が読まれるため、確認されていない話が広がりやすい構造があります。
名指しされた側にとっては、事実でなくても影響が残ります。
読む側としては、本人の発信によるものかどうかを見分けるのが最も確実な方法でしょう。
公式アカウントや本人の動画が出どころなら信頼できます。
「関係者によると」で始まる話は、その時点で確認が取れていないと考えてください。
購入層について言えること
どんな人が購入しているのかを考えます。
購入者の属性を示す公式なデータは公表されていません。
ここも推測の域を出ない部分です。
ただし、価格帯からある程度の見当はつきます。
数億円から数十億円という水準になれば、対象は自然と限られます。
住宅ローンを組んで購入するという性質のものではありません。
アマンというブランドの性格も関係するでしょう。
世界各地でリゾートを展開しており、国際的な認知度が高いブランドです。
海外の富裕層にとっても、名前を知っている物件ということになります。
とはいえ、これも推測です。
「購入者は世界の超富裕層が中心」という説明をよく見かけますが、根拠となる資料は見つかりませんでした。
もっともらしく聞こえる話ほど、出どころを確かめる価値があります。
確実に言えるのは、価格帯が一般的な住宅市場とは別の水準にあるということだけです。
そこから先は、それぞれの想像の範囲になりますよ。
居住実態についても補足します。
この種の物件では、常時住んでいるとは限らないという指摘があります。
複数の拠点を持つ層にとっては、東京での滞在先という位置づけになる場合もあるでしょう。
資産として保有し、実際には使っていないという可能性も考えられます。
ただし、これも確認できる情報ではありません。
需要の背景として言えることもあります。
都心の一等地で、これだけの規模の住戸がまとまって供給される機会は多くありません。
希少性が需要を支えているという見方は、構造としては理解できます。
販売状況は公表されているか
売れ行きについて確認します。
販売状況を示す公式な発表は見つかりませんでした。
完売したかどうかも、外部からは判断できません。
「完売が予想される」という表現をよく見かけます。
ただ、これは希少性からの推測であって、確認された事実ではありません。
販売の進捗を公表する義務もないため、今後も出てこない可能性があります。
販売の形態も関係しています。
一般的な分譲マンションのようにモデルルームを構えて売る方式ではないとされています。
個別の案内を通じて進める形であれば、外から進捗は見えません。
気になる方が確認する方法はあります。
仲介会社に問い合わせれば、現在取り扱いのある住戸があるかどうかは分かります。
ネット上の情報を追うより、そちらのほうが早くて確実でしょう。
いずれにせよ、購入を検討する段階にない方にとっては、確かめようのない領域です。
そこは割り切って考えるしかありませんね。
公表されない理由をもう少し補足します。
販売状況を公表すれば、残っている住戸の数が外部に知られることになります。
それは交渉のうえで売主側に不利にはたらく可能性があります。
公表しないという判断には、こうした事情もあると考えられます。
一般的な分譲マンションが販売状況を発表するのは、集客のためです。
広く集める必要がない物件では、その理由がありません。
問い合わせの窓口についても触れておきます。
公式サイトからレジデンスの案内へ進む導線が用意されています。
本気で検討するなら、そこから連絡するのが最初の一歩になるでしょう。
中古市場での流通はあるのか
売りに出ることがあるのかを見ていきます。
仲介サイトに掲載例はありますが、成約した情報は公開されていません。
流通の実態はつかみにくい状況です。
掲載があるということは、売却を考える所有者が存在するということです。
まったく動かない市場ではない、という程度のことは言えます。
ただし件数はごく限られます。
そもそも91戸しかありません。
そのうち売りに出るのは一部なので、選択肢が豊富にある状態にはなりません。
希望する条件の住戸が出てくるかどうかは、タイミング次第になります。
価格についても不透明です。
成約価格が公表されないため、相場という概念が成立しにくい市場といえます。
売主と買主の個別の交渉で決まる性質のものでしょう。
関心がある方は、仲介会社に希望を伝えて待つ形になります。
ネットで探して見つかるという種類の物件ではありませんよ。
賃貸として出るケースもあります。
所有者が住まずに貸し出す形で、分譲賃貸として募集されることがあります。
購入は難しくても、住むこと自体は選択肢に入る可能性があるということです。
ただし賃料の水準も、一般的な物件とは大きく異なります。
こちらも仲介会社を通じて確認するのが確実でしょう。
売却する側の事情も考えてみましょう。
資産の組み替えや、生活拠点の変更によって手放すケースが想定されます。
ただし急いで売る必要がある層ではないため、価格を下げてまで売り急ぐ動きは出にくいと考えられます。
資産価値をどう考えるか
最後に、将来の価値について整理します。
将来の資産価値を予測することはできません。
これは正直に書いておくべき点です。
「価値が上がる」と断言している記事を見かけますが、根拠は示されていないことがほとんどです。
不動産の価格は、経済環境や金利、需給の変化によって動きます。
どんな物件でも、上がり続ける保証はありません。
そのうえで、条件として指摘できることはあります。
戸数が91戸と限られており、同じ条件の物件が新たに供給されにくいという点です。
日本一の高さという条件も、簡単には並ばれません。
ただし、それが価格に反映され続けるかは別の話です。
希少であることと、買い手がつくことは同じではありません。
市場が動けば、この種の物件から先に影響を受ける可能性もあります。
検討される方は、必ず専門家に相談してください。
この記事で書いたことは、公開情報を整理したものにすぎません。
数十億円規模の判断を、ネットの記事だけで決めないでくださいね。
維持にかかる費用も忘れてはいけません。
専有面積が広くなるほど、管理費や修繕積立金の負担も大きくなります。
固定資産税も、評価額に応じて相応の金額になると考えられます。
購入価格だけを見て判断すると、保有し続けるコストを見誤ります。
この部分も、正規の経路で確認すべき項目のひとつですよ。
最後にもう一度だけ整理しておきます。
この記事で断定して書いたのは、公式サイトと報道機関の記事で確認できた事柄だけです。
間取り、価格、購入者に関する具体的な話は、いずれも確認が取れていません。
そのつもりで読んでいただければ幸いです。
アマンレジデンス東京の間取りの総まとめ
- 住戸ごとの間取り図は一般公開されていない
- ネット上の情報は報道と仲介サイトが出どころ
- 所在は麻布台ヒルズ 森JPタワーの最上部
- 戸数は91戸とされる
- 森JPタワーの高さは約330mで日本一
- 竣工は2023年、麻布台ヒルズは11月24日開業
- 専有面積の実例に308.49㎡の3LDKがある
- 階層や戸数は公式サイトに記載がない
- 前澤友作さんは自邸をYouTubeで公開している
- ただし最上階の購入という裏づけはない
- 最上階は約1,500㎡・2億ドル規模と報じられる
- この金額は成約価格として確認されていない
- メゾネット仕様という説明も公式の裏づけなし
- 所有者の一覧は公開されない
- 法人名義での取得もあり個人名が表に出にくい
- 購入者の属性を示す公式データはない
- 販売状況の公式発表も見当たらない
- 中古は掲載例はあるが成約情報は非公開
- 将来の資産価値は予測できない
- 検討するなら必ず専門家に相談する

