プリンスホテルの障害者割引は3種の手帳が対象|リフト券の料金

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プリンスホテルの障害者割引について、どの手帳が対象でいくら安くなるのかは先に知っておきたいですよね。

結論から書くと、西武プリンスホテルズ&リゾーツが運営する9つのスキー場では、身体障がい者手帳と療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の3種が対象で、本人と介護者1名が原則50%引きで利用できます。

ただし精神障がい者保健福祉手帳は第一種・第二種の記載があるものに限られ、第二種で12才以上だと介護者が対象から外れるなど条件が細かいので、対象の区分から券種ごとの金額、熱川プリンスホテルの宿泊減額までを公式の案内で確認できた範囲だけで整理しました。

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記事のポイント

①:対象は身体・療育・精神の3手帳

②:介護者は1名まで原則50%引き

③:ロープウェーやポイント券も半額

④:熱川プリンスホテルは別運営

プリンスホテルの障害者割引の基本情報

  • 対象になる障害者と手帳の区分
  • 割引対象になる介護者の条件
  • 割引が使える9スキー場の一覧
  • 当日提示する手帳と窓口の流れ
  • ミライロIDが使える施設と注意点

まずは誰が対象になるのかという入口から、介護者の条件、使えるスキー場、当日の手続きまでを順番に見ていきます。

対象になる障害者と手帳の区分

結論から書くと、対象になる手帳は身体障がい者手帳と療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の3種類です。

公式の案内では、身体障がい者手帳と療育手帳はいずれも第一種・第二種の交付を受けている本人とその介護者が対象と書かれています。

療育手帳は自治体によって名称が違い、東京都の愛の手帳や埼玉県のみどりの手帳も同じ扱いです。

誤解されやすいのが精神障がい者保健福祉手帳で、対象外として紹介されることもありますが、公式の案内では条件付きで対象に含まれています。

その条件は、有効期限内であることと写真の表示があること、そして第一種・第二種の記載があるものに限るという3点です。

1級や2級のような障害等級だけが書かれた手帳は対象外と明記されているので、手元の記載を確かめておきたいところです。

第一種と第二種は鉄道の旅客運賃の減額区分として手帳に書かれている区分で、介護者が割引になるかどうかもここで分かれます。

下記の表は、対象になる手帳と条件をまとめたものです。

手帳の種類 割引の対象になる条件
身体障がい者手帳 第一種・第二種の交付を受けている本人と介護者
療育手帳(愛の手帳・みどりの手帳など) 第一種・第二種の交付を受けている本人と介護者
精神障がい者保健福祉手帳 有効期限内で写真があり第一種・第二種の記載があるもの

特定医療費(指定難病)受給者証や都医療券については、スキー場の割引案内に記載がありません。

この割引はリフト券やロープウェーの運賃に適用される仕組みで、宿泊料金そのものを割り引く制度としては案内されていません。

ミライロIDの呈示でも割引の対象になると案内されているので、紙の手帳を持ち歩かない方でも利用できますよ。

割引対象になる介護者の条件

介護者の割引は、障がい者1名につき1名までと決められています。

同行する家族が2人いても、割引料金になる介護者は1名だけという扱いです。

そして見落とされやすいのが、介護者の割引が手帳の区分と年齢で変わる点です。

第一種なら、年齢に関係なく本人も介護者も50%引きになります。

第二種は12才未満なら介護者も50%引きですが、12才以上の第二種では介護者が割引の対象外になります。

中学生以上の第二種の方が同行者と訪れるときは、本人だけが半額で付き添う人は正規料金という組み合わせです。

以下の表で、公式に示されている区分ごとの割引率を整理してみます。

区分 対象者年齢 本人 介護者(1名まで)
第一種 すべて 50% 50%
第二種 12才未満 50% 50%
第二種 12才以上 50% 割引対象外

介護者の側に手帳があるかどうかは条件になっていないため、付き添う人に障害がなくても割引は受けられます。

一方で割引は本人と一緒に利用することが前提なので、売場で別々に並ぶと介護者分の確認ができません。

リフト券を買うときは、手帳を持つ本人と介護者が一緒に窓口へ行くのが確実です。

公式の表では割引率が区分と対象者年齢で分かれていて、介護者の欄はそれに応じて50%か割引対象外のどちらかになります。

たとえば第一種の方が介護者1名と富良野スキー場の1日券を買う場合、正規なら2人で18,000円ですが、割引料金なら9,000円です。

同じ組み合わせで本人が第二種の12才以上なら、本人の4,500円と介護者の9,000円で合計13,500円という計算になります。

差が大きいので、手帳の区分は出発前に見ておきたいですね。

なお小学生までのリフト料金は全スキー場で無料と案内されているので、小さな子どもが本人なら割引の前に無料の対象になります。

割引が使える9スキー場の一覧

障害者割引の料金が公式に案内されているスキー場は、全国の9か所です。

北海道の富良野から東北の雫石、新潟と群馬、長野まで、プリンススノーリゾートとしてまとめられている施設が並びます。

下記の表は、対象のスキー場と所在地、割引料金が示されている主な券種をまとめたものです。

スキー場 所在地 主な対象券種
富良野スキー場 北海道富良野市 1日券・4時間券・ナイター券
雫石スキー場 岩手県雫石町 1日券・ロープウェー
苗場スキー場 新潟県湯沢町 1日券・ゴンドラ往復
かぐらスキー場 新潟県湯沢町 1日券・午前券・午後券
六日町 八海山スキー場 新潟県南魚沼市 1日券・ロープウェー
万座温泉スキー場 群馬県嬬恋村 1日券・4時間券
軽井沢プリンスホテルスキー場 長野県軽井沢町 1日券・午後券
志賀高原 焼額山スキー場 長野県山ノ内町 1日券・全山共通券
妙高 杉ノ原スキー場 新潟県妙高市 1日券・4時間券

この9か所に加えて、箱根 駒ヶ岳ロープウェーもミライロIDが使える施設として案内されています。

苗場とかぐらは2つのエリアをつなぐMt.Naeba共通券が用意されていて、どちらで買っても同じ共通券が割引の対象です。

志賀高原 焼額山スキー場は、焼額山エリア限定の券と志賀高原全山共通券の両方に割引が設定されています。

妙高 杉ノ原スキー場は工事で駐車場のスペースが限られるという案内が出ているので、車で向かうなら状況を調べてから出発したいところです。

営業期間はスキー場ごとに違い、初滑りや春スキーの時期は正規料金そのものが下がるため、割引後の金額も変わります。

当日提示する手帳と窓口の流れ

割引を受ける流れは単純で、リフト券の売場で手帳またはミライロIDを呈示して割引料金の券を買うだけです。

事前の申請書や証明書の提出は、スキー場では求められていません。

富良野スキー場なら新富良野プリンスホテル内グランドフロア階の出札や北の峰ターミナル内の出札が窓口になります。

券種ごとに料金が決まっているため、希望の券種を伝えればその券の割引後の金額をその場で教えてもらえますよ。

例外は箱根 駒ヶ岳ロープウェーで、こちらは減免申請書の提出が必要と案内されています。

申請書は公式ページからPDFで配布されているので、印刷して記入してから向かうと乗り場での手続きが短く済むはずです。

精神障がい者保健福祉手帳で割引を受ける場合は、有効期限と写真の有無が確認されます。

ミライロIDで呈示するなら、手帳の種別と第一種・第二種の記載が画面に出ている状態にしておくとスムーズです。

手帳の確認には少し時間がかかることもあるため、朝の混雑を避けるか売場に早めに並ぶと待ち時間を抑えられます。

割引料金の券は本人と介護者の分をまとめて買う形になるので、2人そろって窓口へ行くのが基本です。

手帳の確認は売場の係員が行うため、ウェアのポケットなど取り出しやすい場所に入れておくと流れが止まりません。

売場は営業期間や時間帯によって開く場所が変わるので、早朝に向かうならどの出札が開いているかを調べておくと迷いません。

同じ手帳で割引になる範囲は運営会社ごとに違い、購入場所や必要書類が別に定められている施設もあります。

その違いは、ミラコスタで確認できた対象者と購入手順の記事で整理しています。

ミライロIDが使える施設と注意点

ミライロIDは、障害者手帳の情報をスマートフォンのアプリに登録して画面で呈示できるサービスです。

公式案内には「ミライロID呈示においても割引対象となります」と明記されています。

ミライロIDの掲載ページで対応施設に挙げられているのは、9つのスキー場に箱根 駒ヶ岳ロープウェーを加えた10施設です。

対象者の条件は紙の手帳と同じで、本人と同伴の1名が割引料金になります。

スキーウェアの下に手帳をしまっていると売場で出すのが手間ですから、画面を見せるほうが早いという場面は多いですよ。

一方で、注意しておきたい点もあります。

寒い屋外ではスマートフォンの電池が急に減るため、画面が立ち上がらないと呈示そのものができません。

ゲレンデの売場は電波が弱い場所もあり、アプリの読み込みに時間がかかることもあります。

紙の手帳を予備としてポケットに入れておけば、どちらかが使えれば割引は受けられますよ。

また登録内容が古いままだと、更新後の有効期限や第一種・第二種の記載が反映されていないことがあります。

手帳を更新したあとは、アプリ側の情報も入れ替えておくと当日の確認でつまずきません。

ミライロIDは手帳の情報を登録して使う仕組みなので、初めて使うなら出発前に登録を済ませておく必要があります。

対応施設や条件は変わることがあるので、初めて行くスキー場では売場で使えるかを一度確かめると確実です。

プリンススノーリゾート以外のレジャー施設にもミライロIDは広がっているので、旅行で使える場所をまとめて登録しておくと便利です。

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プリンスホテルの障害者割引の料金詳細

  • スキー場別の1日券の割引料金
  • 富良野と苗場の券種別の料金
  • ロープウェーとゴンドラの割引
  • ナイター券とポイント券の割引
  • 熱川プリンスホテルの宿泊減額
  • 事前に確認したい注意点
  • オンライン購入と割引の関係

ここからは、券種ごとにいくらになるのかという具体的な金額を見ていきます。

スキー場別の1日券の割引料金

割引率は、公式の表で区分にかかわらず本人は50%と示されています。

そのため1日券の割引後の金額は、正規料金のちょうど半額になるのが基本です。

ただし正規料金はスキー場ごとに違い、おとなの1日券でも割引後は3,150円から6,500円まで幅があります。

以下の表で、各スキー場のおとな1日券の正規料金と割引料金を並べてみましょう。

スキー場 券種・期間 正規 本人・介護者
富良野スキー場 1日券(12/5〜3/22) 9,000円 4,500円
雫石スキー場 1日券(12/19〜3/22) 6,800円 3,400円
苗場スキー場 1日券(苗場エリア限定) 9,800円 4,900円
かぐらスキー場 1日券(エリア限定) 8,500円 4,250円
六日町 八海山スキー場 1日券 7,000円 3,500円
万座温泉スキー場 1日券 6,300円 3,150円
軽井沢プリンスホテルスキー場 1日券(12/19〜3/22) 10,000円 5,000円
志賀高原 焼額山スキー場 焼額山エリア1日券 8,500円 4,250円
妙高 杉ノ原スキー場 1日券 9,000円 4,500円

初滑りや春スキーの期間はもとの料金が下がるため、割引後もさらに安くなります。

雫石スキー場は年末年始の12月26日から1月3日だけ1日券が7,000円になり、割引料金は3,500円です。

例外として覚えておきたいのが志賀高原全山共通券で、おとな1日券は9,500円に対して割引料金が5,600円という半額ではない設定です。

2日券は18,500円が9,600円、3日券は27,500円が13,600円で、こども1日券は4,000円が2,800円になります。

複数のスキー場が参加する共通券なので、焼額山エリア限定の券とは計算が別だと考えると分かりやすいです。

富良野と苗場の券種別の料金

富良野スキー場と苗場スキー場は券種がよく分かれているので、金額を細かく見ておくと選びやすくなります。

富良野スキー場の1日券は、シーズンのおとな料金が9,000円で割引料金は4,500円です。

初滑りの11月28日から12月4日と春スキーの3月23日から5月5日は正規料金が7,500円に下がり、割引料金は3,750円になります。

富良野の4時間券はおとな8,200円が4,100円で、シニアは7,700円が3,850円になります。

苗場スキー場は、苗場とかぐらの両方に乗れるMt.Naeba共通1日券が11,800円で、割引料金は5,900円です。

苗場エリア限定の1日券は9,800円が4,900円、連続8時間券は8,300円が4,150円という設定です。

下記の表は、この2つのスキー場とかぐらスキー場の主な券種をまとめたものです。

スキー場 券種 正規 本人・介護者
富良野スキー場 1日券(シーズン) 9,000円 4,500円
富良野スキー場 1日券(初滑り・春スキー) 7,500円 3,750円
富良野スキー場 4時間券 8,200円 4,100円
苗場スキー場 Mt.Naeba共通1日券 11,800円 5,900円
苗場スキー場 苗場エリア限定1日券 9,800円 4,900円
苗場スキー場 連続8時間券 8,300円 4,150円
苗場スキー場 連続4時間券 6,300円 3,150円
かぐらスキー場 エリア限定1日券 8,500円 4,250円
かぐらスキー場 午前券 6,800円 3,400円
かぐらスキー場 午後券 6,200円 3,100円

かぐらスキー場には午前券と午後券があり、半日だけ滑る予定なら1日券よりこちらのほうが負担は軽くなりますよ。

どの券種でも割引後は正規料金の半額なので、迷ったときは正規料金を半分にすれば見当がつきます。

ロープウェーとゴンドラの割引

障害者割引が設定されているのは、リフト券だけではありません。

滑らずに山頂からの景色を見にいく場合でも、手帳やミライロIDを呈示すれば往復運賃が半額になります。

以下の表で、各施設のロープウェーとゴンドラの割引料金を整理してみましょう。

施設 券種 正規 本人・介護者
富良野スキー場 ロープウェー・ゴンドラ往復 3,700円 1,850円
雫石スキー場 ロープウェー片道 2,000円 1,000円
雫石スキー場 ロープウェー往復 3,000円 1,500円
雫石スキー場 リフト1回券 1,500円 750円
雫石スキー場 高速リフト1回券 2,000円 1,000円
苗場スキー場 プリンス第1・第2ゴンドラ往復 3,000円 1,500円
苗場スキー場 苗場ドラゴンドラ往復 4,000円 2,000円
かぐらスキー場 みつまたロープウェー往復 2,500円 1,250円
かぐらスキー場 田代ロープウェー往復 2,000円 1,000円
六日町 八海山スキー場 ロープウェー往復 3,500円 1,750円
箱根 駒ヶ岳ロープウェー 往復 2,200円 1,100円

富良野のポイント制では、リフトが共通1ポイント、富良野ダウンヒル第1高速リフトが2ポイント、富良野ロープウェーと北の峰ゴンドラが3ポイントと決まっています。

ロープウェーに1往復だけ乗りたいときは、ポイント券を選ぶ方法もありますね。

雫石スキー場には片道券があるため、上りだけロープウェーを使うという組み立ても可能です。

箱根 駒ヶ岳ロープウェーの障害者料金はおとな1,100円、こども550円で、付き添い1名まで同額と案内されています。

観光目的でロープウェーだけ使う予定でも、手帳を持っていけば運賃が半分になりますよ。

ナイター券とポイント券の割引

夕方から滑るナイター券と、乗った回数分だけ支払うポイント券も割引の対象です。

富良野スキー場のナイター券は、平日と年末年始・土休日で料金が分かれています。

平日は正規3,100円が1,550円、年末年始の12月26日から1月3日と土休日は3,900円が1,950円です。

利用時間は平日が午後4時から午後6時まで、年末年始と土休日は午後4時から午後7時30分までとなっています。

下記の表は、富良野スキー場のナイター券とポイント券をまとめたものです。

券種 期間・区分 正規 本人・介護者
ナイター券 平日 3,100円 1,550円
ナイター券 年末年始・土休日 3,900円 1,950円
1ポイント券 全日 1,200円 600円
2ポイント券 全日 2,400円 1,200円
3ポイント券 全日 3,600円 1,800円
12ポイント券 全日 10,500円 5,250円

ポイント券は富良野スキー場で、リフト1回ごとに必要なポイント数を支払う仕組みになっています。

富良野ロープウェーと北の峰ゴンドラは1乗車で共通3ポイントなので、3ポイント券の割引料金1,800円が目安になります。

ポイント券が便利なのは、滑る本数が少ない人やリフトを1、2本しか使わない人です。

12ポイント券は正規10,500円が5,250円で、1ポイントあたりの単価が1ポイント券より安いのも押さえておきたい点です。

家族で訪れる場合、小学生までのリフト料金は無料と案内されているので、ポイント券は大人の分だけ考えれば足ります。

かぐらスキー場の午前券と午後券のように、時間を区切った券にも同じ割引が入ります。

妙高 杉ノ原スキー場の4時間券はおとな8,000円が4,000円で、ゲートを通ってから連続4時間という数え方です。

ナイター営業は天候や曜日で変わることがあるため、夕方から出かけるなら営業カレンダーを見てから動くと空振りを避けられます。

熱川プリンスホテルの宿泊減額

プリンスホテルの障害者割引を調べると熱川プリンスホテルの名前が出てきますが、この施設は西武プリンスホテルズ&リゾーツとは別の会社が運営しています。

公式サイトの会社概要に記載されている運営会社は、株式会社ニュー熱川プリンスホテルです。

所在地は静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本1248-3で、創業は1959年9月29日、客室数は48室と案内されています。

宿泊料金が安くなる仕組みも、ホテル独自の障害者割引ではなく港区の区民保養施設としての減額制度です。

熱川プリンスホテルは港区が通年で借り上げている区民保養施設で、利用できるのは港区内に住んでいる人に限られます。

減額される金額は大人が2,100円、子どもが1,260円で、各施設につき年度内2泊までという上限つきです。

以下の表で、案内されている利用料金と減額後の金額を並べてみましょう。

時期 大人(1泊2食) 減額後 子ども 減額後
月〜木 7,700円 5,600円 6,050円 4,790円
金土日 8,800円 6,700円 6,600円 5,340円
夏季・冬季 10,450円 8,350円 7,920円 6,660円
年末年始 14,850円 12,750円 11,220円 9,960円

別途、入湯税が300円かかります。

対象は身体障害者手帳や愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳のほか、被爆者健康手帳や戦傷病者手帳、特定医療費(指定難病)受給者証、都医療券、難病による障害支援区分認定通知書です。

介護者も減額されるのは身体障害者手帳の第1種と愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳の特別項症から第4項症までで、受給者証や医療券には介護者の減額がありません。

手続きは手帳などの原本を保養施設へ持参し、利用承認書と一緒に呈示する流れで、コピーは認められていません。

宿側が独自に設ける割引と自治体の制度は仕組みが違うので、他の宿を探すときは大江戸温泉物語で確認できた宿泊施設側の事情も参考になります。

事前に確認したい注意点

申し込む前に押さえておきたい点を整理しておきましょう。

まず手帳の記載で、精神障がい者保健福祉手帳は第一種・第二種の記載がないと対象外になります。

1級や2級という等級だけが書かれている場合は使えないため、自治体の窓口で記載内容を確かめておくほうが確実です。

次に介護者で、第二種の12才以上は介護者が割引の対象から外れます。

介護者の割引は障がい者1名につき1名までなので、2人で付き添う場合はもう1人分が正規料金です。

そして正規料金が期間で動くスキー場では、割引後の金額も一緒に動きます。

下記の表は、軽井沢プリンスホテルスキー場の1日券が期間でどう変わるかをまとめたものです。

期間 1日券の正規 本人・介護者
初滑り(10/31〜12/18)・春スキー(3/23〜3/31) 8,000円 4,000円
シーズン(12/19〜3/22) 10,000円 5,000円
トップシーズン 12,000円 6,000円
ハイトップシーズン 13,000円 6,500円

トップシーズンとハイトップシーズンは土日や連休に設定されているので、同じ1日券でも2,500円の差が出ます。

志賀高原全山共通券のように、割引率が50%ではない券もあります。

共通券では計算が変わるので、券種を決める前に正規料金と割引料金の両方を見ておくと誤差が出ません。

対象の手帳は3種類に限られ、特定医療費(指定難病)受給者証などはスキー場の割引案内に出てきません。

小学生までのリフト料金はもともと無料と案内されているため、小学生の本人に割引を使う場面はほぼないでしょう。

手帳を家に忘れた場合、スキー場では代わりの証明方法が案内されていないため、割引は受けられないと考えておいたほうがよいです。

ミライロIDを登録しておけば、紙の手帳を忘れたときの備えになりますよ。

日程に余裕があるなら、正規料金そのものが下がる初滑りや春スキーの期間を選ぶほうが負担は軽くなります。

リフト料金や期間の区分は季節ごとに改定されるため、出発前に利用するスキー場の料金表を見ておくと当日の金額とずれません。

オンライン購入と割引の関係

リフト券は事前にインターネットで買えますが、障害者割引の料金はWebの販売ページには用意されていません。

公式の割引料金は、売場で手帳またはミライロIDを呈示して適用される形で案内されています。

そのため割引を使うなら、現地のチケット売場で購入するのが基本の流れです。

Web購入の仕組みも知っておくと、割引の対象でない同行者の分だけ事前に買うという使い分けができます。

富良野スキー場のWeb販売はWebketというシステムで、決済が済むと二次元バーコードがメールで届く仕組みです。

当日は新富良野プリンスホテル内グランドフロア階の出札か北の峰ターミナル内の出札にある専用引換機にバーコードを読み込ませると、券が発券されます。

スマートフォンを持っていない場合は、バーコードの画面を印刷して持っていけば同じように使えますよ。

注意したいのは決済方法で、クレジットカード決済のみと案内されています。

使えるのはVISA、MASTER、JCBとその提携カードです。

決済後の取消しと払戻しはできないため、天候が読めない日は現地で買うほうが安心できます。

当日の購入もインターネットからでき、発券する15分前までに手続きを済ませる決まりです。

小学生までのリフト券は窓口なら無料ですが、Webで事前に買うと手数料として100円かかります。

宿泊については、公式サイトに障害者向けの宿泊割引は案内されていません。

そのかわり車いすで動きやすい客室や設備の希望は予約のときに伝えておくと、当日の案内がスムーズになります。

Web購入は窓口の列に並ばずに済むので、割引の対象でない同行者が多いときは併用する価値があります。

Webketの操作や画面のエラーについての問い合わせ先は株式会社グッドフェローズで、電話は0422-27-6238、受付時間は9時30分から17時までです。

スキー場そのものへの問い合わせは各スキー場の番号が案内されていて、富良野スキー場は0167-22-1111です。

リフト券の割引と宿泊の手配は別の話なので、宿を押さえてから売場で割引を使うという順番で考えると迷いません。

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総括:プリンスホテルの障害者割引の要点まとめ

  • 対象は身体・療育・精神の3種の手帳を持つ本人と介護者
  • 精神障がい者保健福祉手帳は有効期限内と写真の表示が条件
  • 障害等級だけの記載の手帳は割引の対象にならない点に注意
  • 介護者の割引は障がい者1名につき1名までに限られる
  • 第二種で12才以上の場合は介護者が割引の対象外になる
  • 割引率は原則50%で本人と介護者に同じく適用される
  • 対象は富良野や苗場など全国9スキー場と案内されている
  • 箱根 駒ヶ岳ロープウェーもミライロIDの対応施設に入る
  • 富良野の1日券は9,000円が4,500円で利用できる
  • 苗場のMt.Naeba共通1日券は5,900円で利用できる
  • ロープウェーやゴンドラの往復券にも半額が適用される
  • ナイター券とポイント券も同じく半額の対象に入っている
  • 志賀高原全山共通券だけは割引率が50%ではない設定
  • 熱川プリンスホテルは別会社で割引の正体は港区の減額制度
  • 割引は現地のチケット売場で手帳を呈示して適用される

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