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函館空港に着いてから、ラビスタ函館ベイまでどうやって行けばいいのか、迷っている方は多いと思います。
結論から言うと、函館帝産バスが運行する函館空港連絡バスに乗り、「ベイエリア前」で降りれば、ホテルまでは徒歩約1分です。
運賃は空港からベイエリア前まで大人700円で、乗り換えは一度も必要ありません。
ここで一番間違えやすいのが支払い方法で、このシャトルバスではSuicaやPASMOなどの交通系ICカードが使えません。
函館市電や函館バスはICカードに対応しているため、同じ函館市内でも扱いが違う点は先に知っておきたいところです。
この記事では、運賃と運行時間帯、3番のりばからの乗り方、使える決済手段、降車後の道順、冬季の遅れ方までを、公式の案内で確認できた内容にそって整理します。
①:空港連絡バスの運賃と所要時間がわかる
②:3番のりばからの乗り方と降り方
③:Suicaが使えずタッチ決済が使える
④:徒歩1分の道順と冬季の遅延対策
函館空港とラビスタ函館ベイを結ぶシャトルバス
- 函館空港連絡バスの時刻表と運賃700円の内訳
- 空港3番のりばからの乗り方と降車の注意点
- 支払い方法|Suicaは使えずタッチ決済に対応
- ベイエリア前で下車してホテルまで徒歩1分
- ホテルの送迎バスと空港連絡バスの位置づけ
- 函館バス96系統との違いと使い分けの基準
まずは、空港からホテルへ直接向かうときの中心になる「函館空港連絡バス」について、運賃・時間帯・乗り方・支払い方法の順に見ていきます。
ここを押さえておけば、到着ロビーを出てから迷う場面はほとんどなくなりますよ。
函館空港連絡バスの時刻表と運賃700円の内訳
函館空港からラビスタ函館ベイへ向かうときに使うのは、函館帝産バスが運行する函館空港連絡バスです。
一般には「函館空港シャトルバス」とも呼ばれていて、空港とJR函館駅前を結びながら、その先のベイエリアまで足を延ばす路線になっています。
ホテルの名前を冠した専用バスではなく、誰でも乗れる公共の連絡バスという位置づけですね。
停車順は、函館空港を出たあと湯の川温泉、競輪場前、大森町、JR函館駅前と進み、開港通り入口、函館国際ホテル前を経てベイエリア前に停まり、終点は宝来町です。
つまりラビスタ函館ベイへ行く人は、函館駅前で降りずにそのまま乗り続ける形になります。
湯の川温泉を先に経由するルートなので、地図の直線距離よりは遠回りしている感覚になるかもしれません。
運賃は乗り通す距離で段階的に上がっていく仕組みで、下記の表は区間ごとの大人運賃をまとめたものです。
| 降車する停留所 | 大人運賃 | ラビスタ函館ベイとの関係 |
|---|---|---|
| 湯の川温泉 | 300円 | 湯の川温泉街の宿泊者向け |
| 競輪場前 | 400円 | 通過するだけの停留所 |
| 大森町 | 600円 | 通過するだけの停留所 |
| JR函館駅前 | 700円 | ここで降りると徒歩15分ほど |
| ベイエリア前 | 700円 | ホテル最寄り・徒歩約1分 |
| 宝来町 | 700円 | 終点・ホテルを通り過ぎる |
表を見てわかるとおり、JR函館駅前から先はどこで降りても同じ700円です。
函館駅前で降りて歩いたり市電に乗り換えたりしても運賃は安くならないので、ベイエリア前まで乗り通したほうが素直ですね。
市電に乗り換えれば、そのぶん別の運賃がかかることも覚えておきたいところです。
所要時間は、空港からJR函館駅前までが最短20分と案内されています。
ラビスタ函館ベイの公式アクセス情報では、空港からベイエリア前までは約35分とされていて、駅前から先の区間で15分ほど余分にかかる計算です。
函館駅前は乗り降りする人が多い停留所なので、そこでの停車時間も含んだ数字だと考えるとイメージしやすいと思います。
運行時間帯は、下記の表のとおり空港発と函館駅前発で始発・最終が大きく違います。
| 方向 | 始発 | 最終 | のりば | 運賃の支払い |
|---|---|---|---|---|
| 函館空港発(ホテルへ向かう便) | 7:10 | 20:40 | 空港3番 | 後払い |
| 函館駅前発(空港へ向かう便) | 6:40 | 17:50 | 函館駅前11番 | 先払い |
帰りの便は夕方17時台で終わってしまうので、夜の便で函館を発つ場合はこのバスに頼れません。
この点は行きと帰りで感覚が変わるところなので、日程を組む段階で意識しておくと安心です。
帰りだけタクシーや函館バスを使う前提で予定を立てておくと、当日に慌てずに済みます。
本数の考え方も少し独特で、空港発の便は到着した飛行機に合わせて設定されています。
目安としては航空機の到着から15分後に出発する形なので、荷物を受け取ってそのまま乗り場へ向かえば、待ち時間はほとんど発生しません。
逆に函館駅前発の便は、出発する航空機の1時間20分前に発車するダイヤになっています。
時刻表を眺めると便の間隔がまばらに見えますが、これは航空便のある時間帯に合わせているためですね。
なお、ダイヤは航空便の増減や季節によって組み替えられます。
搭乗する便の時刻が決まったら、函館帝産バスの案内ページで当日の時刻を見ておくと確実です。
函館駅前を通る路線という性格上、鉄道や市電へ乗り継ぐ人と、ベイエリアの宿へ向かう人が同じ車内に混ざります。
そのため函館駅前でいったん車内が空き、そこから先はゆったり座って移動できることが多いです。
荷物を抱えたままの30分あまりを少しでも楽に過ごしたいなら、この流れを知っておくと気が楽になりますよ。
空港3番のりばからの乗り方と降車の注意点
次に、実際に乗り込むまでの流れを追っていきます。
函館空港は建物がコンパクトなので、到着ロビーを出ればバス乗り場はすぐ目の前です。
ターミナルから外へ出るまでに迷うような構造ではなく、案内表示をたどれば数十秒で到着します。
空港連絡バスののりばは到着玄関側の3番で、函館駅方面のシャトルバスがここから発車します。
五稜郭方面や新函館北斗駅方面のシャトルバスも同じ3番から出ているため、車体や行き先表示を必ず見てから乗ってください。
行き先を取り違えると函館の反対側へ運ばれてしまうので、ここだけは落ち着いて確認したいところです。
下記の表は、乗車から降車までの流れを順番に整理したものです。
| 手順 | やること | つまずきやすい点 |
|---|---|---|
| 1 | 到着ロビーを出て3番のりばへ | 五稜郭・新函館北斗行きと同じのりば |
| 2 | 「函館駅前」方面の便か表示を確認 | 行き先違いに乗ると大きく遠回りになる |
| 3 | 大きな荷物はトランクへ預ける | 乗務員に声をかけてから預ける |
| 4 | そのまま着席(空港発は後払い) | 整理券方式ではない点に注意 |
| 5 | 「ベイエリア前」で降車ボタンを押す | 函館駅前で降りないよう気をつける |
| 6 | 降車時に700円を支払う | 二千円以上の紙幣は使えない |
ここで押さえておきたいのが、空港発は後払い、函館駅前発は先払いという違いです。
行きは降りるときに払い、帰りは乗るときに払うと覚えておけば混乱しません。
函館駅前ののりばは11番で、こちらは乗るときに料金を渡す方式になります。
降車で一番多いつまずきは、函館駅前で降りてしまうケースだと思います。
函館駅前は乗降が多く、車内の人が一斉に動くので「ここが終点かな」と勘違いしやすい停留所です。
ラビスタ函館ベイへ向かうなら、函館駅前を過ぎて三つ先のベイエリア前まで乗ると覚えておいてください。
直前の停留所は函館国際ホテル前なので、その案内が流れたら降車ボタンに手を伸ばすとちょうどいいタイミングです。
車内では次の停留所名が表示と音声で案内されるため、名前さえ覚えておけば見落とすことはありません。
荷物については、スーツケースを持っている場合は乗車前にトランクへ入れてもらうのが安全です。
車内の通路に大きな荷物を置くと、乗り降りする人の妨げになってしまいます。
降りるときにトランクから出す時間もかかるので、ベイエリア前が近づいたら早めに前方へ移動しておくと落ち着いて降りられますよ。
混雑しやすいのは、複数の航空便がまとまって到着する時間帯です。
座れなかったとしても次の便まで待つ必要はなく、立って35分ほどなので、そのまま乗ってしまうほうが早く着きます。
連休や観光シーズンは車内が埋まりやすいので、席にこだわらず乗り込む判断のほうが結果的に早いですね。
到着してからのりばに立つまでの流れも、簡単に押さえておきましょう。
手荷物を預けていた場合は受け取りに数分かかるので、そのぶんを見込んでおくと落ち着いて動けます。
預け荷物がない場合は、飛行機を降りて数分でのりばに立てるはずです。
雨や雪の日でも、到着玄関からのりばまでは屋根のある範囲で移動できる距離なので、傘を広げる手間はほとんどありません。
発車を待つあいだに現金やカードを手元に出しておけば、降りるときの動きがさらに滑らかになります。
支払い方法|Suicaは使えずタッチ決済に対応
ここが、この路線で最も誤解されているところです。
結論から言うと、函館帝産バスの空港シャトルバスでは、Suica・PASMO・Kitacaなどの全国相互利用の交通系ICカードは使えません。
函館市が案内している交通系ICカードの対象は函館市電と函館バスで、函館帝産バスのシャトルバスは対象外とはっきり示されています。
同じ函館市内を走るバスでも会社によって扱いが違うため、ここは分けて覚えておく必要があります。
「北海道だからKitacaで大丈夫だろう」と考えて乗ると、降りるときに困ってしまう場面ですね。
では何が使えるのかを、下記の表にまとめました。
| 支払い手段 | 空港連絡バスでの可否 | 補足 |
|---|---|---|
| 現金 | 〇 | 千円札と小銭のみ・二千円以上の紙幣は不可 |
| クレジットカードのタッチ決済 | 〇 | 2025年3月1日から利用可能 |
| WEB購入のスマホチケット | 〇 | 画面を乗務員に見せる方式 |
| Suica・PASMO・Kitaca | × | 全国相互利用ICは対象外 |
| ICAS nimoca | × | 函館市電・函館バスでは利用可 |
表のとおり、2025年3月1日からはクレジットカードのタッチ決済が使えるようになりました。
対応ブランドはVISA、JCB、American Express、ダイナースクラブ、ディスカバー、銀聯で、カードやスマートフォンをかざすだけで支払いが終わります。
ICカードが使えないと聞いて身構える方もいると思いますが、タッチ決済に対応したカードを持っていれば実用上の不便はほとんどありません。
手持ちのカードが対応しているかは、カード券面のタッチ決済マークで判断できます。
現金で払う場合に注意したいのが、使える紙幣の範囲です。
二千円札を含む二千円以上の高額紙幣は使えず、千円札か小銭を用意しておく必要があります。
空港の到着ロビーには売店があるので、五千円札や一万円札しか持っていない場合は、乗る前に崩しておくと安心です。
4人家族なら2,800円と、それなりの額になる点も頭に入れておきたいですね。
もう一つの選択肢が、WEBで買っておくスマホチケットです。
あらかじめ購入しておけば、降りるときに画面を見せるだけで済むため、現金を数える手間がありません。
家族や友人と複数人で乗るときは、支払いが一度で終わるぶん流れがスムーズになります。
飛行機を待っている時間に用意しておけるのも便利なところです。
ちなみに、ラビスタ函館ベイのフロントや周辺の店舗では、主要なキャッシュレス決済が広く使えます。
現金を用意しておきたいのはバスの車内くらいなので、必要な額だけ手元に置いておけば十分ですよ。
複数人で乗る場合の支払い方も、先に決めておくとスムーズです。
タッチ決済は1枚のカードで人数分をまとめて処理してもらえるか、乗務員に一声かけて確認するのが確実ですね。
もし個別に払うことになっても、千円札を人数分用意しておけば手間はかかりません。
なお、交通系ICカードが無駄になるわけではない点も補足しておきます。
滞在中に函館市電や函館バスを使うなら、そちらでは問題なく改札のようにタッチできます。
空港連絡バスの車内だけが例外だと考えておけば、混乱せずに済みますよ。
ベイエリア前で下車してホテルまで徒歩1分
「ベイエリア前」は、ラビスタ函館ベイの目の前と言っていい位置にある停留所です。
ホテル公式のアクセス情報でも、ベイエリア前で下車して徒歩約1分と案内されています。
ラビスタ函館ベイの所在地は北海道函館市豊川町12-6で、金森赤レンガ倉庫のすぐ近くに建っている大きな建物です。
バスを降りた時点でホテルの外観が視界に入るため、地図を開かなくてもたどり着けます。
下記の表は、ベイエリア前の前後にある停留所と、それぞれで降りた場合のホテルまでの距離感を整理したものです。
| 停留所 | ベイエリア前との位置関係 | 降りた場合のホテルまで |
|---|---|---|
| JR函館駅前 | 三つ手前 | 徒歩約15分 |
| 開港通り入口 | 二つ手前 | 徒歩で10分前後 |
| 函館国際ホテル前 | 一つ手前 | 徒歩で5分前後 |
| ベイエリア前 | — | 徒歩約1分 |
| 宝来町 | 次の停留所(終点) | 戻る形で10分前後 |
ここで一つ、よくある誤解を整理しておきます。
函館のベイエリアには「明治館前」というバス停もあり、ラビスタ函館ベイへ行くときに間違えやすい停留所として語られることがあります。
ただ、明治館前は函館バスの路線にある停留所で、函館帝産バスの空港連絡バスは停車しません。
空港から乗ってきた場合にベイエリア前の一つ手前に停まるのは函館国際ホテル前なので、明治館前を目印にする必要はありません。
停留所の名前を覚えるなら、函館国際ホテル前の次がベイエリア前という並びだけで足ります。
もし乗り過ごしてしまった場合も、慌てなくて大丈夫です。
次の宝来町が終点なので、そこで降りて海側へ戻れば10分前後で着きますし、道もほぼ平坦です。
逆に函館国際ホテル前で早く降りてしまったときも、海沿いに進めば同じくらいの時間でたどり着けます。
どちらに転んでも大きな痛手にはならない距離感なので、気負わずに乗っていて問題ありません。
降りたあとの周辺環境についても触れておきます。
ベイエリア前の周りは金森赤レンガ倉庫を中心とした観光エリアで、歩道が広く整備されています。
スーツケースを引いていても通行しやすく、夕方以降も人通りが途切れにくいので、初めての土地でも歩きやすいはずです。
ホテルは函館駅からも徒歩約15分の距離にあり、市電を使う場合は「魚市場通」電停から徒歩約5分です。
空港連絡バス以外の手段でも到達しやすい立地なので、動き方の選択肢は広いですね。
降車したあとの横断についても触れておきます。
ベイエリア前は幹線道路沿いの停留所なので、車の流れが途切れない時間帯もあります。
急いで渡らず、信号や横断歩道を使って移動したほうが安全ですし、距離が短いので待ち時間もわずかです。
チェックイン前で時間が余っている場合は、そのまま赤レンガ倉庫のほうへ歩いてしまう手もありますよ。
ホテルの送迎バスと空港連絡バスの位置づけ
「ホテルの無料送迎バスはあるのだろうか」と気にする方は多いと思います。
ラビスタ函館ベイの公式アクセス案内を見ると、空港とホテルを結ぶ宿泊者専用の送迎バスは掲載されていません。
案内されている交通手段は、空港からのシャトルバス、タクシー、函館駅からの徒歩・市電・周遊バスで、いずれも一般の交通機関です。
宿泊予約サイトのアクセス欄でも送迎の記載は見当たらず、定期的な無料送迎は確認できないというのが現時点の状況になります。
下記の表で、ホテルへ向かう手段の性格を整理してみます。
| 手段 | 運行主体 | 宿泊者限定か | 費用の目安 |
|---|---|---|---|
| 函館空港連絡バス | 函館帝産バス | 誰でも利用可 | 700円 |
| ホテルの空港送迎バス | — | — | 案内は確認できず |
| 元町・ベイエリア周遊号 | 函館バス | 誰でも利用可 | 250円均一 |
| タクシー | 各タクシー会社 | 誰でも利用可 | 3,000円台が目安 |
送迎バスがないと聞くと不便に思えるかもしれませんが、実際にはあまり困りません。
空港連絡バスがホテルの真ん前まで来てくれるので、送迎バスと同じ役割を公共の路線が果たしていると考えるとわかりやすいです。
しかも到着便に合わせて発車するダイヤなので、待ち時間の短さでは専用送迎に引けを取りません。
宿泊者だけが対象という制限もないため、同行者が別の宿に泊まる場合でも一緒に乗れます。
車で向かう場合の情報も押さえておきましょう。
ラビスタ函館ベイには170台分の駐車場があり、料金は1泊1台1,000円で滞在中の出し入れは自由です。
満車のときは近隣駐車場の案内になるため、繁忙期に車で行くなら早めのチェックインが無難ですね。
ベイエリアは観光の中心地でもあるので、日中は周辺の駐車場も混みやすい場所です。
到着が早すぎて部屋に入れないときは、フロントで荷物を預かってもらう手もあります。
預けられる時間帯や宅配便の扱いはラビスタ函館ベイの荷物預かりサービスで詳しく整理しているので、身軽に観光したい方はそちらもどうぞ。
空港連絡バスは午前中から動いているため、午前便で着いて荷物だけ置きに行くという使い方もできます。
夜遅い到着で空港連絡バスの最終20:40に間に合わない場合は、タクシーに切り替えるのが現実的な判断になります。
帰りの動き方も、送迎がない前提で考えておきましょう。
チェックアウト後に空港へ向かう場合は、ベイエリア前から空港行きの便に乗るか、函館駅前まで出てから乗る形になります。
ただし空港方面の最終は17:50なので、夕方以降の便に合わせるならタクシーか函館バスを組み合わせる必要があります。
この時間の区切りだけは、旅程を決める段階で確かめておきたいところですね。
駐車場は滞在中の出し入れが自由なので、車で来た方は日中の観光にそのまま使えます。
元町方面は道が細く坂も急なので、街歩きの日は車を置いて周遊号や市電に切り替えるほうが快適だと思います。
函館バス96系統との違いと使い分けの基準
函館空港からは、函館帝産バスの空港連絡バスのほかに、函館バスの96系統も出ています。
名前が似ていないぶん混同はしにくいのですが、96系統は函館駅前止まりで、ベイエリアまでは行きません。
ここを取り違えると函館駅で降りることになり、そこから歩くか市電に乗り換える手間が発生します。
運賃の安さだけで選ぶと、荷物を持ったまま余計に動くことになりかねません。
下記の表は、二つの路線の違いを並べたものです。
| 項目 | 函館空港連絡バス | 函館バス96系統 |
|---|---|---|
| 運行会社 | 函館帝産バス | 函館バス |
| 行き先 | 函館駅前を経てベイエリア前・宝来町 | 函館駅前 |
| 空港からの運賃 | 700円 | 340円 |
| 空港から函館駅前の所要 | 最短20分 | 約33分 |
| 交通系ICカード | 使えない | 使える |
| ホテルまでの乗り換え | 不要 | 函館駅前で必要 |
運賃だけを見ると96系統の340円は魅力的に映ります。
ただ、96系統は空港から函館駅前まで約33分かかり、市内を細かく回りながら走る路線です。
そこからラビスタ函館ベイまで歩けば15分、市電に乗れば乗り換えと待ち時間が加わるため、合計の移動時間は空港連絡バスとほとんど変わらなくなります。
差額の360円をどう見るかで、選ぶ路線が決まってくる形ですね。
使い分けの基準はシンプルで、荷物と目的地で決めるといいと思います。
スーツケースを持ってラビスタ函館ベイへ直行するなら、乗り換えなしの空港連絡バスが有利です。
一方、函館駅周辺で用事を済ませてからホテルへ向かうなら、96系統で駅前まで出てしまうほうが運賃を抑えられます。
朝市で食事をしてからチェックインするような日程なら、後者のほうが動きに合っています。
交通系ICカードを使いたい人にとっても、96系統は選択肢になります。
函館バスと函館市電はICAS nimocaや全国相互利用の交通系ICカードに対応しているので、現金を用意しなくても乗れるのは気楽ですね。
滞在中に市電を使う予定があるなら、ICカードは結局どこかで役に立ちます。
なお、空港連絡バスは函館国際ホテル前にも停まります。
96系統がどういう路線なのかも、知っておくと選びやすくなります。
こちらは観光客向けというより、地元の人が日常的に使う生活路線としての性格が強い便です。
停留所がこまめに設けられているため、空港から函館駅前までの所要が約33分と長めになるわけですね。
そのぶん本数や時間帯の幅では頼りになる存在なので、空港連絡バスが動いていない時間の受け皿としても使えます。
なお、空港連絡バスは函館国際ホテル前にも停まります。
同じベイエリア寄りの立地でどちらに泊まるか迷っている方は、函館国際ホテルとの満足度比較もあわせて見ると判断しやすくなります。
函館空港からラビスタ函館ベイのシャトルバス以外
- ベイエリア前からラビスタ函館ベイへの道順
- タクシーの所要時間と料金3000円台の目安
- 周遊号や夜景バスを組み合わせる移動の工夫
- 冬季の遅延対策と雪道での移動の注意点
ここからは、バスを降りたあとの歩き方と、シャトルバスが使えないときの代わりの手段を見ていきます。
夜の便で到着する場合や冬に訪れる場合は、この章の内容が効いてきますよ。
ベイエリア前からラビスタ函館ベイへの道順
ベイエリア前で降りたあとの道順は、ほとんど説明が要らないくらい短いです。
停留所からラビスタ函館ベイまでは徒歩約1分で、信号待ちを含めても数十歩という感覚になります。
建物の上部に「La Vista Hakodate Bay」のサインが掲げられているため、降りた場所から見上げれば方向はすぐわかります。
周囲に高い建物が少ないぶん、ホテルの姿は遠くからでも目に入ります。
下記の表は、ホテル周辺の主な目印と、そこからの距離感をまとめたものです。
| 地点 | ラビスタ函館ベイからの距離感 | 役割 |
|---|---|---|
| ベイエリア前バス停 | 徒歩約1分 | 空港連絡バスの降車地点 |
| 金森赤レンガ倉庫 | 徒歩数分 | 最大の目印になる観光施設 |
| 魚市場通電停 | 徒歩約5分 | 函館市電の最寄り電停 |
| ラビスタ函館ベイ前バス停 | 徒歩約7分 | 元町・ベイエリア周遊号が停車 |
| JR函館駅 | 徒歩約15分 | 鉄道・帰りのバスの拠点 |
表にあるとおり、ホテルの周りには目印になる施設がいくつも並んでいます。
赤レンガ造りの倉庫群が見えたらベイエリアの中心にいると考えて差し支えありません。
その一角にラビスタ函館ベイが建っているので、方向感覚を失う心配は少ないと思います。
ホテル名を冠した「ラビスタ函館ベイ前」というバス停も別にありますが、こちらは周遊号の停留所で、空港連絡バスは停まりません。
歩くときの注意点も挙げておきます。
このあたりは観光地として整備されている反面、石畳や段差のある区間が部分的にあります。
キャスター付きのスーツケースを引くと、石畳の上では音が響いて引きにくく感じることがあるので、無理に押し切らず持ち上げたほうが楽な場面もありますよ。
夜に到着した場合は、明るさの変化に気をつけてください。
観光施設が閉まる時間帯になると通りの照明が落ち着き、昼間の賑わいとは印象が変わります。
とはいえ距離が1分ほどしかないため、暗さが問題になる場面はほぼありません。
ホテルとは反対方向へ歩き出さないよう、降車時に建物の位置だけ確認しておけば十分です。
荷物が多いときや天候が悪いときは、無理をしない選択もあります。
ベイエリア周辺は流しのタクシーが通る場所なので、短距離でも拾える可能性が高いです。
ワンメーターに近い距離ですが、悪天候の日は迷わず使ってしまったほうが快適に着けます。
もう一つ、到着前に確かめておきたいことがあります。
ラビスタ函館ベイには別棟のANNEXがあり、予約した棟によって向かう建物が変わります。
予約確認の書面で棟名を見ておけば、降りたあとに迷う場面はまずありません。
設備や料金の違いはアネックスとの違いで整理しているので、予約前の方はそちらも参考になります。
タクシーの所要時間と料金3000円台の目安
空港連絡バスの時間に合わない場合、現実的な代わりになるのがタクシーです。
函館空港からラビスタ函館ベイまではおよそ20分、料金は3,000円台が目安とされています。
タクシー乗り場は到着ロビーを出てすぐの場所にあり、航空便の到着時間帯には複数台が待機しています。
予約をしていなくても、並んですぐ乗れることがほとんどです。
空港と市内を結ぶ需要が安定している路線なので、台数が足りずに長時間待つ場面は多くありません。
下記の表は、タクシーとバスの費用と時間を並べたものです。
| 手段 | 所要時間の目安 | 費用の目安 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 空港連絡バス | 約35分 | 1人700円 | 1〜2人・運行時間内の到着 |
| タクシー | 約20分 | 3,000円台 | 3人以上・早朝や夜の到着 |
| 定額タクシー | 約20分 | 会社ごとの設定額 | 料金を先に確定させたいとき |
表で比べるとわかりやすいのですが、4人で乗ればバス4人分の2,800円とタクシー料金がほぼ並びます。
そのうえ所要時間は15分ほど短く、荷物を持って歩く必要もありません。
グループ旅行なら、タクシーは割高どころか合理的な選択になりますね。
小さな子供を連れている場合も、乗り換えなしでホテルの入口まで着ける安心感は大きいです。
函館では、空港と市内の主要エリアを結ぶ定額タクシーを設定している会社もあります。
先に金額が決まっているため、渋滞で料金が伸びる心配がありません。
金額や対応エリアは会社ごとに違うので、確実に使いたい場合は予約時に行き先を伝えて確認しておくと安心です。
観光シーズンは予約が埋まりやすい点も、あわせて考えておきたいところです。
時間帯による割増にも触れておきます。
深夜早朝は割増運賃が適用されるため、同じ距離でも昼間より支払いが増えます。
それでも、空港連絡バスが動いていない時間帯にホテルへ着く手段はタクシーが中心になるので、夜遅い便を予約している方は最初から見込んでおくといいと思います。
運転手に行き先を伝えるときは、ホテル名を言えば通じます。
函館は観光都市でベイエリアの宿は広く知られているため、住所を細かく説明する必要はありません。
支払い方法についても、バスとは事情が違います。
函館のタクシーはクレジットカードや交通系ICカードに対応している車両が広がっていて、現金以外でも降りられる場面が増えました。
ただし全車が対応しているわけではないので、キャッシュレスで払いたいなら乗る前に一声かけておくと確実です。
帰りに使う場合は、ホテルのフロントで手配してもらう方法もあります。
朝の便に間に合わせたいときや、空港連絡バスが動き出す前の時間帯に出発したいときは、前夜のうちに頼んでおくと安心ですね。
荷物が多い家族連れなら、行きも帰りもタクシーで通すという割り切り方も十分ありだと思います。
周遊号や夜景バスを組み合わせる移動の工夫
ホテルに着いたあとの移動にも、便利な路線があります。
まず押さえておきたいのが、函館バスが運行する元町・ベイエリア周遊号で、運賃は250円均一です。
ラビスタ函館ベイの公式アクセス情報でも案内されている路線で、「ラビスタ函館ベイ前」という停留所が設定されています。
ホテルの名前がそのままバス停名になっているので、乗り降りする場所を間違えることはまずありません。
均一運賃なので、どこまで乗っても料金が変わらないのも使いやすい点です。
下記の表で、滞在中に使える路線を整理してみます。
| 路線 | 運賃 | 特徴 | 運行の目安 |
|---|---|---|---|
| 元町・ベイエリア周遊号 | 250円均一 | 元町の坂とベイエリアを一周 | 1日8本・一周約33分 |
| 函館山登山バス | 片道700円 | 函館駅前から山頂へ直行 | 春から秋の運行 |
| 函館市電 | 区間制 | 魚市場通電停から市内各所へ | 通年・本数が多い |
元町・ベイエリア周遊号は一周が約33分、冬期は約31分で、1日8本の運行です。
坂の多い元町エリアを歩かずに回れるので、到着日の午後に軽く街を見ておきたいときにちょうどいい路線ですね。
本数が限られているぶん、時刻を先に見てから出発するとむだがありません。
ただし、12月1日から25日はクリスマスファンタジーに伴う交通規制で、一部のバス停に停まらない便が出ます。
この時期に使う予定なら、当日の運行案内を見てから乗るほうが確実です。
夜景を目当てにしている方には、函館山登山バスがあります。
函館駅前4番のりばが起点で、片道700円、山頂までは30分ほどです。
ラビスタ函館ベイからだと、いったん函館駅前まで戻ってから乗る形になります。
この路線は春から秋にかけての運行で、冬は函館山の道路が閉鎖されるため走りません。
冬に夜景を見るなら、市電で十字街まで出てロープウェイを使う流れが基本になります。
組み合わせ方としては、昼は周遊号で元町を回り、夜は函館山へ上がるという一日が定番です。
ホテルがベイエリアの中心にあるおかげで、どの方向へ出るにも起点として使いやすいのは大きな利点だと思います。
市電の魚市場通電停も徒歩5分ほどなので、バスの時間に縛られたくない日はそちらを使う手もありますよ。
周遊号と市電の使い分けも、簡単に整理しておきます。
周遊号は元町の坂の上まで運んでくれるかわりに1日8本しかなく、乗り遅れると次まで間隔が空きます。
市電は本数が多くて待ち時間が短いものの、元町の高いところへは自分の足で坂を上ることになります。
体力に余裕があるかどうか、その日の天気がどうかで選ぶと失敗しません。
夜景を見たあとの帰り道も、先に考えておくと安心です。
山頂から下りてきたあとにベイエリアまで戻る流れになるので、最終の時刻を出発前に押さえておくと落ち着いて楽しめますよ。
冬季の遅延対策と雪道での移動の注意点
最後に、冬に訪れる場合の注意点をまとめておきます。
函館の冬は路面が凍り、除雪の状況によってバスの運行が乱れることがあります。
通常35分ほどの空港からベイエリア前までの区間も、積雪時は余分に時間を見ておくのが安全です。
特に帰りの便は最終が17:50なので、遅れが出ると搭乗までの余裕が一気に細くなります。
下記の表は、冬の移動で気をつけたい点を手段別に整理したものです。
| 移動手段 | 冬に起こりやすいこと | 備えておきたいこと |
|---|---|---|
| 空港連絡バス | 路面状況による遅れ | 帰りは一本早い便を選ぶ |
| 徒歩 | 歩道の凍結・雪でせまくなる | 滑りにくい靴底の靴を履く |
| レンタカー・自家用車 | 坂道や交差点で滑りやすい | 冬タイヤかチェーンが必須 |
| 観光バス・登山バス | 函館山の道路が冬季閉鎖 | ロープウェイに切り替える |
車で向かう方は、装備の条件を先に確認しておいてください。
ラビスタ函館ベイの駐車場案内では、冬季は冬タイヤまたはチェーンの着用が必須とされています。
レンタカーを借りる場合は冬タイヤが標準で装着されているのが一般的ですが、申し込みの段階で確認しておくと安心ですね。
ベイエリアまでの道は平坦ですが、元町方面へ足を延ばすと急な坂が続きます。
徒歩での移動は、距離が短いぶん過度に心配する必要はありません。
ただ、ベイエリアは海沿いで風が抜けやすく、体感温度が下がりやすい場所です。
バス停からホテルまで1分とはいえ、手袋やマフラーがあると到着時の快適さが変わります。
スーツケースを引く場合は、雪が残った歩道でキャスターが埋まることがある点も覚えておいてください。
飛行機そのものが遅れる可能性にも触れておきます。
函館空港は冬に欠航や遅延が出ることがあり、到着が遅れれば空港連絡バスの最終便に間に合わなくなる場合があります。
20:40を過ぎて到着したときは、タクシーへの切り替えが実質的な選択肢になります。
冬に夜の便を予約している方は、この流れを頭に入れておくと当日に慌てずに済みますよ。
逆に、冬ならではの過ごしやすさもあります。
ベイエリア前からホテルまでが徒歩1分という近さは、雪の日ほどありがたく感じられる条件です。
函館駅から歩けば15分かかる距離を、バス1本で肩に雪を積もらせずに済ませられます。
そう考えると、冬こそ空港連絡バスでベイエリア前まで乗り通す価値が大きいと言えますね。
服装については、足元を優先して考えるのがおすすめです。
上着は室内で脱げますが、靴は履き替えられないので、滑りにくい底の一足を選んでおくと滞在中ずっと助かります。
函館空港からラビスタ函館ベイのシャトルバス総括
- 運行するのは函館帝産バスの函館空港連絡バス
- 空港からベイエリア前まで乗り換えなしで到着する
- 空港からベイエリア前までの大人運賃は700円
- JR函館駅前から先はどこで降りても運賃は700円
- 空港からベイエリア前までの所要は約35分が目安
- 空港からJR函館駅前までは最短20分で到着する
- 空港ののりばは到着玄関側の3番で運賃は後払い
- 函館駅前発は11番のりばで運賃は先払いになる
- 空港発は始発7:10・最終20:40の時間帯で運行
- 函館駅前発は始発6:40・最終17:50と早く終わる
- 空港発は航空機の到着15分後を目安に発車する
- SuicaやPASMOなど交通系ICカードは使えない
- 2025年3月からタッチ決済が使えるようになった
- 現金は千円札か小銭で二千円以上の紙幣は不可
- ベイエリア前からホテルまでは徒歩約1分で着く
- 一つ手前の停留所は函館国際ホテル前になる
- 明治館前は空港連絡バスの停留所ではない
- ホテルの空港送迎バスは公式に案内されていない
- 函館バス96系統は340円だが函館駅前止まり
- 最終便後の到着は3,000円台のタクシーが現実的
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【参照】
函館空港シャトルバス(函館帝産バス)案内
函館バス公式サイト
ラビスタ函館ベイ公式サイト

