新神戸オリエンタルホテルの幽霊は本当か|1997年の事件と跡地の真相

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※心霊・幽霊に関する記述は、語られている噂を整理したものです。

新神戸オリエンタルホテルの幽霊という言葉を目にして、不安や疑問を感じた人は少なくないはずです。

新神戸駅に直結するこの高層ホテルは、1988年に開業した新神戸オリエンタルホテルが、2006年にクラウンプラザのブランドへ、2010年1月20日にANAクラウンプラザホテル神戸へと名称を変えた建物で、旧名のまま心霊にまつわる話が語り継がれてきました。

ネット上では幽霊の目撃談だけでなく、発砲事件があったという話や、存在しないフロアがあるという話まで見かけますが、実はこの2つには公的な記録で裏づけられる部分と、思い込みで広がった部分の両方が混ざっています。

この記事では、噂の一つひとつを公的記録や現行の館内案内と照らし合わせながら、どこまでが事実でどこからが印象なのかを切り分けて整理していきます。

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記事のポイント

①:幽霊の噂が広がった背景が分かる

②:1997年の発砲事件の事実を確認できる

③:病院跡地説が事実である根拠が分かる

④:存在しないフロアの正体を理解できる

新神戸オリエンタルホテルの幽霊とは

  • 幽霊の噂が広がった理由
  • 幽霊目撃談で多いパターン
  • 病院跡地説は事実と判明
  • 1997年の発砲事件の真相
  • 存在しないフロアの正体

まずは、このホテルにまつわる噂がなぜこれほど根強く語られてきたのかを、建物の来歴と実際に起きた出来事の両面から順に見ていきます。

幽霊の噂が広がった理由

結論から言うと、このホテルの噂は完全な作り話から始まったわけではなく、記録に残る出来事と建物の特殊な事情が結びついた結果として広がっています。

ここが他の心霊系の噂と大きく違うところで、根も葉もない話として片付けてしまうと、かえって全体像が見えなくなります。

現在この建物はANAクラウンプラザホテル神戸として営業しており、新神戸オリエンタルホテルという名称はすでに使われていません

ところが噂だけは旧名のまま流通し続けているため、情報が更新されないまま古い話が繰り返し引用される状態になっています。

以下に、噂が広がった主な要因を整理します。

要因 内容の概要 噂への影響
敷地の来歴 建設地は神戸市立中央市民病院の跡地 病院跡地説の土台になった
実際の事件 1997年に館内で発砲事件が発生 事件の記憶が心霊の話へ転化した
建物の構造 商業施設・劇場・ホテルが同居する複合ビル 立ち入れない階があるように見える
名称の変更 2006年と2010年に名前が変わった 旧名の話が更新されず残った
名称の混同 神戸には似た名前のホテルが複数ある 別施設の話が混ざりやすい

この表を見ると、噂の芯にあるのは怪談ではなく、敷地の来歴と実際の事件という二つの事実だと分かります。

そこへ複合ビル特有の分かりにくいフロア構成が重なり、館内で感じた違和感が心霊的な解釈に結びついていったという流れです。

さらに厄介なのが名前の問題で、神戸には旧居留地のオリエンタルホテル、神戸メリケンパークオリエンタルホテルなど、名称の似た施設が複数あります。

どの施設の話なのかが曖昧なまま体験談が共有されると、別のホテルの出来事まで一緒くたに語られてしまいます。

名前の違いを整理しておきたい人は、神戸オリエンタルホテルの違いを徹底比較して失敗しない選び方を先に読んでおくと混同を避けられますよ。

もう一つ見落とされがちなのが、開業から40年近い時間が流れているという点です。

開業当時を知る人と、いま検索でたどり着く人とでは、この建物に対する前提知識がまったく違います。

当時は神戸の新しいランドマークとして注目を集めた複合施設でしたが、その記憶が薄れるほど、断片的な話だけが残りやすくなります。

実際に語られている内容をたどると、出所が示されないまま引用だけが繰り返されているケースがほとんどです。

元をたどれば同じ書き込みなのに、複数の証言があるように見えてしまうのが、この手の噂の厄介なところですね。

つまり噂が広がった理由は、事実の存在と、その事実が時間の経過とともに輪郭を失っていったことの両方にあると言えます。

幽霊目撃談で多いパターン

語られている体験談を並べていくと、内容には驚くほど共通した型があります。

姿をはっきり見たという話は実は少なく、多くは感覚寄りの表現にとどまるのが特徴です。

最も多いのが「人の気配を感じた」というタイプで、次いで足音やノック音といった音に関する話が続きます。

館内で心霊現象が起きたとする公式な確認や、運営側の言及は確認できません

以下に、よく語られる目撃パターンを整理しました。

パターンの種類 内容の特徴 起こりやすい状況
人影を見る 一瞬だけ人の形が見える 照明が落ち着いた廊下や客室
気配を感じる 誰かに見られている感覚 深夜・静かな時間帯
物音がする 足音、ノック音、配管の音 夜間や早朝
金縛りのような感覚 体が動かないと感じる 睡眠と覚醒の境目
体調の違和感 寒気や圧迫感を覚える 緊張や疲労時

ここで押さえておきたいのが、このホテルの客室がすべて14階以上の高層階にあるという構造上の事情です。

地上37階という高さの建物では、外の生活音がほとんど届かない代わりに、空調や配管、エレベーターの機械音が相対的に大きく聞こえます。

静かすぎる環境では、普段なら意識にも上らない微細な音が急に前景化するため、これが足音やノック音として受け取られる場面は珍しくありません。

金縛りや圧迫感についても、睡眠と覚醒の境目に起きる入眠時幻覚として説明されることが多い現象です。

加えて、事前に心霊スポットという情報を仕入れてから宿泊すると、無意識に警戒心が高まり、些細な刺激を強く解釈しやすくなります。

これは期待効果と呼ばれるもので、同じ部屋に泊まっても事前情報の有無で体験の語られ方が変わることが知られています。

体験談の型を作っているもう一つの要素が、建物そのものの広さです。

客室数は592室あり、フロアによっては長い廊下がまっすぐ続きます。

深夜に他の宿泊客が出入りする音が、思いがけない方向から反響して届くことも起こり得ます。

高層階では風の影響を受けることもあり、窓やドアがわずかに鳴る場面もあります。

音源が特定できないまま記憶に残ると、後から振り返ったときに説明のつかない体験として語られやすくなります。

逆に言えば、音の正体さえ分かってしまえば怖さはかなり薄れるということでもあります。

体験談を全否定する必要はありませんが、こうした条件が重なりやすい環境であることは知っておいて損はないかなと思います。

病院跡地説は事実と判明

噂の中でも特に多く語られる病院跡地説ですが、これについては結論がはっきりしています。

このホテルが建つ土地は、実際に神戸市立中央市民病院の跡地です

ネット上の作り話ではなく、神戸市の跡地処分の経緯として記録が残っている話なので、ここは事実として受け止めて問題ありません。

ただし、跡地になった理由まで含めて見ると、噂が想像させるような暗い経緯ではないことが分かります。

以下に、病院の移転から開業までの流れを時系列で整理します。

時期 出来事 補足
1981年3月14日 神戸市立中央市民病院がポートアイランドへ移転し新病院が開院 移転により跡地が生じた
1981年秋 跡地処分先の選考委員会がホテルを含む複合施設の建設方針を決定 市の方針として決定
1982年1月 神戸市が公募での売却を発表し、説明会に41社が参加 関心は高かった
1982年3月末 締切までに応募したのはダイエー1社のみ 約112億2000万円で譲渡
1986年3月 竹中工務店の設計・施工で着工 地上37階・地下3階
1988年9月29日 新神戸オリエンタルホテルとして開業 複合施設の中核として開業

つまり跡地といっても、病院が廃墟化したわけでも、事故で閉鎖されたわけでもなく、ポートアイランドという新天地へ機能ごと移転した結果として空いた土地だったわけです。

市が正式な手続きで処分先を選び、約112億2000万円という金額で譲渡された経緯まで残っています。

この土地がどう使われてきたのかを知っておくと、噂の受け止め方はかなり変わってきます。

神戸市立中央市民病院は、市の中核となる病院としてこの場所で長く機能してきました。

それがポートアイランドという埋立地の開発に合わせて新病院へ移り、より広い敷地で再出発したという流れです。

跡地の処分にあたって説明会に41社が集まったという事実も、当時この土地がどれだけ有望視されていたかを示しています。

結果的に応募したのは1社だけでしたが、これは土地に問題があったからではなく、求められた事業規模が大きかったためと見るのが自然です。

ここ、けっこう大事なポイントだと思うんですよね。

病院跡地という言葉だけが独り歩きすると、どうしても不吉な連想が働きます。

ですが実際の経緯は、都市計画に沿った移転と再開発であり、心霊的な出来事を示す記録が残っているわけではありません。

事実として跡地であることを認めたうえで、それが何かの証拠になるわけではないと切り分けて考えるのが、この噂との正しい付き合い方になります。

1997年の発砲事件の真相

発砲事件があったという話についても、結論を先に言っておきます。

1997年8月28日午後3時20分ごろ、このホテルの4階ティーラウンジで実際に射殺事件が起きています

ネット上で語られてきた噂の中では、これが最も具体的な事実にあたる部分です。

撃たれたのは五代目山口組の若頭だった宅見勝で、当時61歳でした。

組織の内部抗争が背景にあり、対立していた中野会の側の組員らによる犯行とされています。

問題だったのは、その場に居合わせた無関係の人が巻き添えになった点です。

近くにいた当時69歳の歯科医師が流れ弾を受けて負傷し、6日後の9月3日に亡くなっています

事件の経過を整理すると次のようになります。

時期 出来事
1996年7月10日 中野会の会長が襲撃される事件が発生し、対立の火種となる
1997年8月28日 午後3時20分ごろ、ホテル4階のティーラウンジで宅見勝が射殺される
1997年9月3日 流れ弾を受けた歯科医師が死亡
1998年10月〜1999年7月 実行犯とされる組員が相次いで逮捕される
2013年6月 指揮役とされた組長が逮捕される
2014年11月 指揮役の無期懲役が確定する

実行犯として逮捕された組員には、それぞれ懲役20年の判決が確定しています。

つまりこの事件は未解決の怪事件ではなく、捜査も裁判も終わっている出来事です。

ここを押さえると、幽霊の噂との関係も整理しやすくなります。

館内で人が亡くなった事実があるからこそ、後年になって心霊的な文脈で語られるようになった、という順序で噂は育ってきました。

この事件は当時、全国的に大きく報道されました。

白昼のホテルのラウンジという場所で起きたこと、そして無関係の一般市民が犠牲になったことが、社会に強い衝撃を与えたためです。

神戸の地元紙でも節目ごとに振り返る記事が掲載されており、まだ風化しきっていない出来事でもあります。

ネット上で発砲事件という言葉だけが断片的に流通してきたのは、この報道の記憶が形を変えて残ったものと考えられます。

ただ、その過程で場所や年代が曖昧になり、別のホテルの出来事として語られてしまうことも起きています。

4階のティーラウンジという具体的な場所まで特定できる点が、この件を他の噂と区別する材料になります。

ただし、事件が起きたことと、そこで心霊現象が起きることは別の話です。

ホテル側が心霊現象について言及した記録はなく、事件そのものも一般の宿泊客を狙ったものではありませんでした。

事件から30年近くが経ち、建物の名称も運営体制も変わっている点も併せて理解しておきたいところです。

存在しないフロアの正体

存在しないフロアがあるという話は、体験談として語られるとかなり不気味に響きます。

ただ、これも館内の構造を知ると、拍子抜けするほど素直な説明がつきます。

この建物は単独のホテルではなく、商業施設と劇場とホテルが縦に積み重なった複合ビルです。

フロア構成を整理すると次のようになります。

階層 用途 利用者
地下3階〜地上3階 商業施設(コトノハコ神戸) 一般来館者
地下2階〜地上4階 劇場(AiiA 2.5 Theater Kobe) 公演の来場者
4階 ホテルのロビー・フロント 宿泊者の受付階
5階〜13階 宴会場や会議室など(9階・10階に宴会場) 宴会・会議の利用者
14階〜37階 客室(35階はスカイバンケットフロア) 宿泊者・宴会利用者

ホテルの客室はすべて14階以上にあり、総客室数は592室です

チェックインをするロビーとフロントは4階にあります。

つまり宿泊者から見ると、受付の4階から一気に14階以上へ上がる形になり、その間の階には自分が向かうべき場所が存在しません

エレベーターが止まらない階、案内表示に自分の行き先が出てこない階が続けば、行けない階があると感じるのはむしろ自然な反応です。

そこへ、地上37階・地下3階という規模と、商業施設側と劇場側で動線が分かれている事情が重なります。

商業施設のエレベーターで上がろうとしても客室階には行けませんし、逆にホテルのエレベーターは低層の店舗階に止まりません。

この動線の分離を知らないまま乗り換えを繰り返すと、方向感覚が狂ってしまう人もいるはずです。

加えて、機械室や設備専用の階が一般の案内表示から外されているのは、大規模建築ではごく普通の設計です。

数字の4や13を避ける表記の慣習と混同されることもあり、実際の階数と表示が合わないように見える場面も出てきます。

実際に訪れると、新神戸駅の改札から連絡通路でそのまま館内へ入れる造りになっています。

駅と商業施設とホテルが一体化しているぶん、初めて来た人にとっては現在地がつかみにくい構造です。

案内表示をたどらずに歩き回ると、思っていた場所に出られないという状況は普通に起こり得ます。

この分かりにくさこそが、不思議な体験談を生む土壌になってきたと言えます。

こうして見ていくと、存在しないフロアの正体は超常的なものではなく、複合ビルの用途分けと動線設計そのものだと分かります。

不思議な体験として語られてきた話の多くが、フロア構成の図を一枚見るだけで解けてしまうのは、ちょっと面白いところですよね。

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新神戸オリエンタルホテルの幽霊を検証

  • 神戸の心霊スポットホテル比較
  • 宿泊しても安全?注意点
  • 怖さを減らす過ごし方
  • 現地で感じたら試すこと
  • 気になるQ&A

ここからは、神戸の他のホテルで語られる噂との違いを押さえたうえで、実際に泊まるときにどう考えればいいのかを具体的に整理していきます。

神戸の心霊スポットホテル比較

神戸市内では、いくつかのホテルについて心霊的な話が語られています。

ただ、噂の中身をよく見ると、成り立ちがまったく違うことに気づきます。

神戸市内で噂されるホテルのうち、館内で起きた出来事が記録として残っているのは新神戸オリエンタルホテルの1997年の事件です

以下の表は、語られている内容と確認できる状況を並べたものです。

ホテル名 語られている内容 確認できる状況
新神戸オリエンタルホテル(現ANAクラウンプラザホテル神戸) 幽霊・存在しないフロア 1997年の事件と市民病院跡地は記録で確認できる/心霊現象の確認記録はない
ホテルモントレ神戸 SNS発の怪奇現象や体験談 体験談が中心で、館内の出来事を示す公的記録は確認できない
ホテルクラウンパレス神戸 客室や大浴場での不思議な体験 宿泊者の口コミが中心で、記録による裏づけは確認できない
神戸メリケンパークオリエンタルホテル 深夜の物音などの体験談 名称が似ているため別施設の話と混ざりやすい

こうして並べると、噂の性質が二つに分かれることが見えてきます。

記録に残る出来事が土台にあるタイプと、体験談だけが積み重なって形になったタイプです。

新神戸オリエンタルホテルは前者にあたりますが、記録があるのは事件と土地の来歴であって、心霊現象そのものではありません。

後者にあたるホテルの噂については、それぞれ専門に扱った記事があります。

SNS発の話題が中心のケースはホテルモントレ神戸の幽霊の噂と口コミの不思議な体験談で詳しく整理されています。

口コミベースの体験談についてはホテルクラウンパレス神戸の心霊体験の正体は?口コミから見る本当の評判が参考になりますよ。

もう一点、比較するうえで押さえておきたいのが噂の広がり方の違いです。

動画から広がった話は拡散が速い代わりに、出所をたどりやすいという特徴があります。

一方で口コミサイトに積み上がる話は、投稿の時期がばらばらなぶん、いつからある噂なのかが分かりにくくなります。

そして新神戸オリエンタルホテルのように、報道された出来事が下敷きになっている場合は、話が消えずに長く残り続けます。

神戸という街は震災を含めて語るべき歴史が多い場所でもあり、それが噂の背景として持ち出されることも少なくありません。

比較して分かるのは、同じ神戸の心霊スポットとして括られていても、話の根拠の強さがまったく違うということです。

噂を評価するときは、どの階のどの場所で何が起きたのかまで特定できるかどうかを基準にすると、判断しやすくなります。

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宿泊しても安全?注意点

過去に事件があったと知ると、泊まって大丈夫なのかと不安になる気持ちはよく分かります。

結論として、宿泊施設としての安全性に問題があるという情報は確認できません。

この建物は現在もANAクラウンプラザホテル神戸として通常営業しており、所在地は神戸市中央区北野町一丁目1番、新神戸駅に直結しています

運営は株式会社新神戸ホールディングで、国際的なホテルチェーンのブランドとして運営されています。

1997年の事件についても、実行犯と指揮役の裁判はすでに終わり、2014年11月に無期懲役が確定して決着しています

その意味で、現在進行形のリスクとして残っているものではありません。

とはいえ、心理的に不安を抱えたまま泊まると、滞在の満足度は下がってしまいます。

そこで、知っておくと安心につながる点を整理しました。

注意点 内容 対策のポイント
フロアの構造 受付は4階、客室は14階以上 明るいうちに動線を把握しておく
心理的影響 噂を事前に読むほど不安が増す 情報を詰め込みすぎない
夜間の物音 高層階は空調や配管音が目立つ 気になる場合はフロントへ相談する
体調や疲労 疲れていると感覚が過敏になる 無理せず早めに休む
部屋の選択 階数や向きで印象が変わる 予約時に希望を伝えておく

実際のところ、ここは新神戸駅の真上という立地の良さで選ばれることが多いホテルです。

新幹線から降りて数分で客室に入れる利便性は、噂とは比べものにならないくらい実用的な価値がありますよ。

宿泊施設としての中身についても触れておきます。

高層階からは、東側に大阪湾、西側に神戸の街並みを望む眺望が広がります。

眺望を目当てに選ぶ人が多いホテルで、上層階にはクラブラウンジを利用できる客室も用意されています。

噂を知ったうえで泊まってみると、拍子抜けするくらい普通のシティホテルだと感じるはずです。

気になる点があれば、チェックイン時にフロントへ伝えておけば対応してもらえる場合もあります。

なお、料金や現在のプラン内容は変動しますので、予約前に公式サイトの案内を見ておくと確実です。

怖さを減らす過ごし方

心霊の噂がある場所に泊まると聞くと、それだけで身構えてしまうものです。

ですが不安の大半は環境と心理でできているので、ちょっとした工夫でかなり軽くなります。

まず効くのが、情報の摂取量をコントロールすることです。

就寝前に体験談や怪談を読み込むほど、些細な音への警戒心が跳ね上がります

宿泊が決まったあとは、必要な情報だけ確認して、あとは意識的に離れておくのが賢いやり方です。

次に、部屋に入ってからの環境づくりも効果があります。

照明をすべて点け、テレビや音楽を小さく流しておくだけで、静寂による緊張はかなり和らぎます

以下に、具体的な工夫をまとめました。

対策 内容 期待できる効果
照明をつける 部屋を明るく保つ 不安感の軽減
音を出す テレビや音楽を流す 静寂による緊張を防ぐ
カーテンを閉める 高層階の窓の暗さを遮る 視覚的な落ち着き
体調管理 疲労を溜めない 感覚過敏を防ぐ
心理的準備 噂を過信しない 冷静さを保てる

特に高層階のホテルでは、夜になると窓の外が真っ暗な空間になります。

神戸の夜景が広がる眺めは魅力ですが、明かりを落とすと窓が鏡のようになり、室内が映り込んで驚くこともあります。

カーテンを閉めるだけで解決する話なので、覚えておくと役に立つはずです。

同行者がいるなら会話をするだけでも緊張はほぐれます。

一人旅の場合でも、誰かと連絡が取れる状態にしておくと安心感がまったく違いますよ。

もう一つおすすめしたいのが、到着してすぐ館内を軽く歩いてみることです。

非常口の位置やエレベーターホールの場所を明るいうちに把握しておくと、夜間の不安はぐっと減ります。

知らない空間そのものが緊張の原因なので、既知の空間に変えてしまうのが効率的なんですよね。

荷物を片付けて部屋を自分の空間にしてしまうのも、同じ理屈で効果があります。

逆に、荷物を置いたまま何もせずに過ごすと、意識が周囲の音ばかりに向いてしまいます。

怖さの正体は建物ではなく自分の緊張状態であることが多いので、そこに手を打つのがいちばん確実です。

現地で感じたら試すこと

実際に滞在中、なんとなく落ち着かないと感じることはあります。

慣れない環境では心身が緊張しやすく、普段なら流せる刺激が引っかかってしまうものです。

このとき大事なのは、違和感を我慢して耐えようとしないことです

小さな段階で行動を切り替えたほうが、結果的に早く落ち着きます。

以下は、その場で試しやすい対処法をまとめた表です。

対処方法 内容 期待できる効果
照明を明るくする 室内の照明をすべて点灯 視覚的不安の軽減
音を取り入れる テレビや音楽を流す 静寂による緊張を和らげる
深呼吸を行う ゆっくり呼吸を整える 自律神経を落ち着かせる
フロントに相談 部屋の変更や確認を依頼 安心感を得やすい
一時的に移動する 4階のロビー階へ降りる 気分転換になる

このホテルの場合、ロビーとフロントが4階にあるのが地味に便利です。

客室階から降りればスタッフのいる空間に出られますし、低層階には商業施設もあるので、人の気配のある場所へすぐ移動できます

部屋に閉じこもって不安を抱え続けるより、一度環境を変えたほうが早いんですよね。

身体的な要因にも目を向けてみてください。

睡眠不足や疲労が溜まっていると、感覚は明らかに過敏になります。

水分を摂る、早めに横になるといった単純な対処が効く場面は多いです。

どうしても気になるときは、遠慮なくスタッフに相談してしまいましょう。

ホテル側はこうした問い合わせに慣れていて、状況に応じて部屋の変更に応じてくれることもあります。

時間帯によって感じ方が変わることも覚えておくと役に立ちます。

深夜帯に不安がピークになったとしても、朝が近づくにつれて印象は自然に落ち着いてきます。

その場で結論を出さず、翌朝まで判断を持ち越すというのも立派な対処法です。

どうしても眠れないときは、無理に寝ようとせず、明かりをつけたまま横になるだけでも体は休まります。

翌日の予定に響かせないことを最優先に考えれば、選ぶべき行動は自然と決まってきます。

怖いと感じた自分を責めず、環境のほうを変えるという発想が、快適な滞在への近道になります。

気になるQ&A

ここまでの内容を踏まえて、検索でよく見かける疑問に順番に答えていきます。

Q1:本当に幽霊が出るホテルなのですか?

館内で心霊現象が確認されたという公式な記録や運営側の言及はありません

語られているのは宿泊者の体験談やネット上の書き込みで、その多くは高層階特有の環境音や、暗く静かな空間での感覚の変化として説明がつく内容です。

とくに深夜の高層階は、外の音が届かないぶん館内の設備音が際立ちます。

Q2:発砲事件があったというのは事実ですか?

事実です。

1997年8月28日に館内の4階ティーラウンジで暴力団の内部抗争による射殺事件が起き、巻き添えで一般の男性も亡くなっています。

加害者側の裁判はすでに確定しており、未解決のまま残っている事件ではありません。

Q3:病院の跡地に建っているというのも本当ですか?

こちらも事実で、神戸市立中央市民病院がポートアイランドへ移転した跡地に建てられました。

ただし移転による跡地であり、病院で何かがあったという記録があるわけではありません

移転先の新病院が開院したのは1981年3月14日で、跡地は市の手続きを経て売却されました。

Q4:存在しないフロアがあるという話はどうですか?

これは複合ビルの構造による誤解で、宿泊者が使う客室は14階以上に集約されています。

受付の4階から客室階まで一気に上がる動線のため、途中の階に用がないというだけの話です。

Q5:今も新神戸オリエンタルホテルという名前で泊まれますか?

名称はすでに変わっており、ANAクラウンプラザホテル神戸として営業しています。

検索するときも現在の名称を使ったほうが、正確な情報にたどり着きやすくなりますよ。

以下に、よくある疑問と答えを整理します。

質問内容 確認できる答え
心霊現象は確認されている? 公式な確認記録はない
発砲事件はあった? 1997年8月28日に実際に発生
病院跡地というのは本当? 神戸市立中央市民病院の跡地で事実
存在しないフロアはある? 複合ビルの構造による誤解
今の名前は? ANAクラウンプラザホテル神戸

こうして一つずつ切り分けると、噂の中に事実と誤解が混ざっていたことがよく分かります。

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新神戸オリエンタルホテルの幽霊の噂まとめ

  • 幽霊の噂は事実と誤解が混ざったまま広がってきた
  • 建物は1988年9月29日に新神戸オリエンタルホテルとして開業した
  • 設計と施工は竹中工務店で地上37階・地下3階の高層建築である
  • 2006年にクラウンプラザのブランドへ、2010年1月20日にANAクラウンプラザホテル神戸へ改称した
  • 敷地は神戸市立中央市民病院の跡地で、病院跡地説は事実である
  • 病院は1981年3月14日にポートアイランドへ移転し跡地が生じた
  • 跡地は公募を経て約112億2000万円でダイエーへ譲渡された
  • 1997年8月28日に4階ティーラウンジで射殺事件が実際に起きている
  • 被害者は五代目山口組若頭の宅見勝で組織の内部抗争が背景にあった
  • 流れ弾を受けた歯科医師が9月3日に亡くなっている
  • 実行犯と指揮役の裁判は終わり2014年11月に無期懲役が確定した
  • 存在しないフロアの噂は複合ビルの用途分けによる誤解である
  • 客室はすべて14階以上にあり総客室数は592室である
  • ロビーとフロントは4階にあり低層階は商業施設と劇場になっている
  • 心霊現象そのものを確認した公式記録や運営側の言及はない
  • 現在も新神戸駅直結のホテルとして通常営業を続けている

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【参照】
・神戸市公式サイト https://www.city.kobe.lg.jp
・ANAクラウンプラザホテル神戸 公式サイト https://www.anacrowneplaza-kobe.jp

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