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小浜島の星野リゾートが撤退したという話を見かけて今も泊まれるのか分からなくなっている方に向けて先に結論をお伝えすると、星野リゾートは2017年3月にいったん小浜島から離れ、その後あらためて戻ってきています。
つまり撤退の話は作り話でも今なお続いている話でもなく、運営を任される契約が終わったことによる一度きりの離脱だったわけで、この記事では撤退と呼ばれた出来事の中身から閉館の噂の正体、現在のリゾナーレ小浜島の姿までを順番に整理していきます。
記事のポイント
①:撤退は2017年の委託終了が発端
②:2020年に星野リゾートが復帰
③:前身ははいむるぶしではない
④:現在は全60室のリゾナーレ
小浜島の星野リゾートの撤退した理由とデマの真相

プレミアムホテルの世界線
ここでは、撤退と呼ばれた出来事が実際には何だったのかを、施設の名前が変わってきた順番に沿ってほどいていきます。
- リゾナーレ小浜島の前身と系譜
- 撤退の噂と事実の食い違い
- 閉館という情報の正体
- 撤退の噂が出た後の口コミ
- 復活したのはいつからか
リゾナーレ小浜島の前身と系譜

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まず押さえておきたいのは、リゾナーレ小浜島の前身はホテルニラカナイ小浜島であり、はいむるぶしではないということです。
この建物の始まりは2001年11月で、ユニマット系の会社が南西楽園小浜島リゾートとして開いたのが最初でした。
開業当初はヴィラとゴルフ場が中心で、のちに全室スイートの棟が加わって規模が広がっています。
その後に名前が何度も入れ替わったことが、話をややこしくしました。
| 時期 | 施設の名称と動き |
|---|---|
| 2001年11月 | 南西楽園小浜島リゾートとして開業 |
| 2010年4月 | 小浜島リゾート&スパ ニラカナイに改称 |
| 2011年10月 | 星野リゾートが運営を受託しリゾナーレ小浜島へ |
| 2017年4月 | 受託が終わりニラカナイとアラマンダの2館に |
| 2019年4月 | 2館の名称をニラカナイ小浜島へ統一 |
| 2020年7月 | リゾナーレ小浜島としてグランドオープン |
一方のはいむるぶしは1979年7月に開業した宿で、現在は三井不動産グループが所有する148室のリゾートです。
島の南側に広がる敷地はゴルフ場と隣り合っており、当時から島でも指折りの規模でした。
同じ小浜島に大きなリゾートが2つ並んでいるため前身と後継の関係だと受け取られやすいのですが、資本も運営会社もまったく別の施設ですよ。
撤退の噂と事実の食い違い

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撤退という言葉が広まった発端は、はっきりしています。
建物を持つユニマットプレシャスが2016年7月に運営委託の終了を発表し、2017年3月31日をもって星野リゾートによる運営が終わりました。
翌4月1日からは、ホテルアラマンダ小浜島とホテルニラカナイ小浜島という2つの直営ホテルに切り替わっています。
星野リゾートの看板が掲げられていたのは、2011年10月からのおよそ5年半でした。
ここで大事なのは、これが所有者側の運営方針の切り替えとして発表されたものだという点です。
経営が行き詰まった、事故が起きた、島から追い出されたといった理由を示す公式発表や報道は確認できません。
実際にこの時期、小浜島から星野リゾートの名前がいったん消えたことは事実です。
ホテルの世界では、建物の持ち主と運営する会社が別なのはごく普通のことです。
受託契約には期間が決められているのが一般的で、更新されなければ看板は入れ替わります。
利用者の側から見れば撤退そのものに映りますが、実態は契約の期限が来ただけというケースは珍しくないんですよね。
閉館という情報の正体

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閉館したという情報が出回った理由も、たどっていくとはっきりします。
直営に戻った2つの館は2019年4月に名称がニラカナイ小浜島へ統一され、その翌月にあたる2019年5月7日、星野リゾートの100パーセント子会社である八重山ホテル&リゾートへ譲渡されました。
ここで運営は再び星野リゾートの側へ戻っています。
そして2019年10月1日から、大がかりな改装のために長期休館へ入りました。
予約サイトから宿が消え、公式の窓口も止まった状態が続いたため、これを恒久的な閉館と受け取った人が多かったわけです。
実際には、営業をやめるための休館ではなく、作り替えるための休館でした。
客室からレストラン、プールまで手を入れる工事で、2館に分かれていた体制も1つのブランドへまとめ直されています。
休館は年をまたいで続き、その長さも閉館という受け取り方を後押ししました。
この施設が二度と開かないと告げた公式発表は、どこにも確認できません。
短い期間に改称と譲渡と休館が続いたことが、閉館という言葉に置き換わってしまったと考えるのが自然ですね。
撤退の噂が出た後の口コミ

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運営が入れ替わると、質が落ちたのではという心配が出てくるものです。
そこで、実際に泊まった人の評価を見てみます。
楽天トラベルに寄せられたリゾナーレ小浜島の評価は、133件で総合4.29という水準でした。
| 評価項目 | 点数 |
|---|---|
| 立地 | 4.55 |
| サービス | 4.43 |
| 風呂 | 4.35 |
| 部屋 | 4.20 |
| 設備・アメニティ | 4.15 |
| 食事 | 4.15 |
最も高いのは立地で、島の環境そのものが評価されている形です。
接客を指すサービスの項目も4.43と高く、運営が変わったことで対応が荒れたという傾向は読み取れません。
逆に相対的に低いのは設備と食事で、離島という条件を考えると納得できる差でもあります。
JTBのアンケートでも84点という数字が示されており、極端に評価が割れている宿ではないことが分かります。
撤退の噂を理由に満足度が崩れたと言えるような偏りは、どの数字にも見当たりません。
点数だけでなく写真付きの投稿を合わせて見ると、改装後の様子もつかみやすくなります。
評価件数は増え続けるので、直近の傾向まで知りたいときは投稿日の新しい口コミから読むのがおすすめですよ。
復活したのはいつからか

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復活の時期は、すでに過ぎた話として答えが出ています。
星野リゾートは改装を終えた施設を2020年4月20日に開業する予定で準備を進めていました。
ところが新型コロナウイルスの影響で複数の新規施設と足並みをそろえて延期となり、実際のグランドオープンは2020年7月1日になっています。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2019年5月 | 星野リゾートの子会社へ譲渡され運営再開 |
| 2019年10月 | 全面改装のため長期休館に入る |
| 2020年4月 | 当初予定していた開業日を延期 |
| 2020年7月 | リゾナーレ小浜島としてグランドオープン |
生まれ変わった宿は、およそ36万坪の敷地に全60室だけを配した、全室スイートのヴィラ型リゾートになりました。
開業日が動いたのはこの宿だけの事情ではなく、同じ時期に別の新規施設もそろって時期をずらしています。
所在地は沖縄県八重山郡竹富町小浜2954で、島の南側の海に面しています。
公式サイトでは宿泊プランの案内やイベントのお知らせが継続して更新されており、現在も営業が続いていることを確認できます。
つまり、いつ復活するのかを待つ段階はとっくに終わっていて、あとは行く日を決めるだけという状況です。
小浜島の星野リゾートの撤退した理由と現在の姿

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ここからは、戻ってきたあとのリゾートがどうなっているのか、部屋の中身から島の様子までを見ていきます。
- スーペリアスイートの特徴
- 西表島の撤退話との関連性
- 島の観光と運営交代後の現状
- はいむるぶしとの違いと人気
- 島内のリゾートを見分けるコツ
- 楽しみ方は今も変わらない
スーペリアスイートの特徴
スーペリアスイートは、リゾナーレ小浜島で基準となる客室タイプです。
公式の案内によると広さは53平方メートルで、定員は4名までとなっています。
70平方メートルを超えるといった説明を目にすることがありますが、公式に掲載されている数字とは一致しません。
名称が何度も入れ替わってきた施設なので、古い時期の客室情報が混ざって伝わることがあります。
特徴は、テラスに面したデイベッドが備わっている点です。
室内とテラスがひと続きに感じられる作りで、風の抜ける場所で昼寝ができる客室という設計になっています。
この宿はもともと全60室がスイートとヴィラで構成されているため、スーペリアスイートも入門用の狭い部屋という位置づけではありません。
同じ全室スイートの中でも眺めや位置で呼び名が分かれているため、予約のときはタイプ名まで見ておくと確実です。
棟が敷地に点在する配置なので、隣の気配を感じにくいのも共通した持ち味です。
宿泊料金は時期によって大きく動くので、日程が決まったら公式サイトで実際の金額を見ておくと安心ですよ。
西表島の撤退話との関連性

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西表島でも同じような撤退の話が流れており、無関係だと片づけるのは正確ではありません。
西表島の施設も2011年10月に星野リゾートが運営を受託し、2016年4月に契約満了で手を離れたという、小浜島とよく似た経過をたどっています。
もともと同じ系列の会社が持っていた宿という共通点もありました。
その後は2019年3月に星野リゾート 西表島ホテルとして再び星野リゾートの体制に戻り、138室の宿として営業しています。
西表島ホテルの所在地は竹富町上原で、小浜島とは船で結ばれた別の島になります。
八重山の2つの島で同じ形の出来事が続いたため、片方の噂がもう片方へ飛び火しやすいわけです。
ただし西表島の状況が小浜島の営業を左右することはなく、それぞれ別の宿として動いています。
西表島側の細かい経緯は、西表島で同じ噂が広がった経緯をまとめた記事のほうが詳しいですよ。
島の観光と運営交代後の現状

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現状をひとことで言うと、リゾナーレ小浜島は星野リゾートが運営している宿であり、別の会社へ引き継がれた状態ではありません。
運営が他社へ移っていたのは2017年4月から2019年5月までの期間で、そこから先は星野リゾートの体制に戻っています。
島の観光そのものは、この名称の入れ替わりにほとんど左右されませんでした。
小浜島は八重山諸島のほぼ中央にあり、周りの島々を見渡せる位置にあります。
標高およそ99メートルの大岳展望台からは、石垣島や竹富島、黒島、西表島までを一度に見渡せます。
サトウキビ畑を貫くシュガーロードは連続テレビ小説の舞台として知られ、今も島歩きの定番です。
マングローブを望む西大岳展望台も、夕暮れ時に人が集まる場所になっています。
観光客の足は石垣島からのフェリーが中心で、宿の名前が変わっても航路は変わっていません。
宿の看板が変わっても、島を歩いて得られる景色は変わっていないということですね。
はいむるぶしとの違いと人気

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小浜島にある2つの大型リゾートは、規模も成り立ちもかなり違います。
| 比較項目 | リゾナーレ小浜島 | はいむるぶし |
|---|---|---|
| 開業 | 2001年の施設を改装 | 1979年7月開業 |
| 客室数 | 60室 | 148室 |
| 資本 | 星野リゾート系 | 三井不動産系 |
| 客室の傾向 | 全室スイートとヴィラ | 棟ごとに多彩な客室 |
| 住所 | 竹富町小浜2954 | 竹富町小浜2930 |
部屋数が2倍以上違うため、静けさを求めるならリゾナーレ、選択肢の幅を求めるならはいむるぶしという住み分けになります。
はいむるぶしは開業から40年以上を重ねた宿で、ヤマハ系から三井不動産系へと所有が移った歴史を持ちます。
どちらが人気かは、旅の目的によって答えが変わる問いです。
はいむるぶしは2025年7月にプールとサウナ棟を新設するリニューアルを行っており、施設の内容は今も動いています。
どちらも島の南側の海に面しているので、眺めの方向という点では大きな差はありません。
星野リゾートが撤退したから別の宿を選ぶ、という考え方が必要な状況ではありません。
島内のリゾートを見分けるコツ

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小浜島の宿を調べていると、同じ建物が違う名前で出てくることがあります。
混乱を避けるいちばんの近道は、名称ではなく運営会社と住所で見分けることです。
リゾナーレ小浜島は竹富町小浜2954、はいむるぶしは竹富町小浜2930で、番地から別の施設だと判断できます。
ニラカナイやアラマンダという表記が残っている情報は、2019年より前の状態を指している可能性が高いので、日付を見て読むのが安全です。
写真だけを見ても、改装前と改装後では同じ建物とは思えないほど印象が変わっています。
星野リゾートには複数のブランドがあり、リゾナーレは家族連れも過ごしやすい滞在型という位置づけです。
ブランド名で迷ったときは、星のやとの位置づけの違いを押さえておくと、リゾナーレがどんな性格の宿なのかがつかみやすくなります。
予約サイトによっては旧称が併記されたままのこともあるため、掲載されている住所と照らし合わせると確実です。
古い記事と新しい公式情報が混ざりやすいテーマなので、更新日の新しい情報を優先してくださいね。
楽しみ方は今も変わらない

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リゾナーレ小浜島の過ごし方は、名前が入れ替わってきた歴史とは関係なく充実しています。
広いビーチと複数のプール、6つのレストラン、スパを備えた造りで、敷地の中だけでも一日が埋まります。
波の音しか聞こえないビーチは、この宿がいちばん前に出している魅力です。
海を望むサウナ施設もあり、外気浴を目当てに訪れる人も増えました。
島までは石垣港離島ターミナルからフェリーで約25分、小浜港からは送迎バスで約10分という道のりです。
石垣島から半日あれば着けるので、離島の中では向かいやすい部類に入ります。
日本で最初に星空保護区へ認定された地域にあたるため、夜空の見え方も滞在の楽しみになります。
島の中を巡るなら、宿の送迎と貸自転車を組み合わせるのが現実的な移動手段になります。
撤退の噂が気になって足が止まっていたなら、いまは普通に予約できる宿だと考えて大丈夫ですよ。
小浜島の星野リゾートの撤退した理由の総括
- 撤退の発端は2016年7月に発表された運営委託の終了である
- 星野リゾートによる運営は2017年3月31日で一度終わった
- 翌4月1日から所有者による直営2館へ切り替わった
- 経営難や事故を撤退理由とする公式発表は確認できない
- 前身はホテルニラカナイ小浜島ではいむるぶしではない
- 建物は2001年11月に南西楽園小浜島リゾートとして開業した
- 2019年5月7日に星野リゾートの子会社へ譲渡され運営が戻った
- 2019年10月1日から全面改装のため長期休館に入った
- 閉館という情報の正体はこの改装休館である
- 当初の開業予定日2020年4月20日は感染症の影響で延期された
- グランドオープンは2020年7月1日で現在も営業している
- およそ36万坪の敷地に全60室の全室スイート構成となった
- スーペリアスイートの広さは53平方メートルで定員は4名まで
- 楽天トラベルの総合評価は133件で4.29と安定している
- 西表島も2016年4月に契約満了を迎え同じ経過をたどった
- はいむるぶしは三井不動産系148室の別資本のリゾートである


